内容説明
生まれながらに草木が好きでした。幼いときから草木がいちばんの親友です。「日本の植物学の父」といわれた牧野富太郎は、どんなに苦しいときも、大好きな植物研究ひとすじでした。
目次
1 なぜかとっても植物が好き
2 勉強は大好きだったけど
3 はりきりすぎの東京旅行
4 やっぱり、もう一度東京ヘ
5 恋する富太郎になにをする
6 研究室をしめ出され
7 助手生活は借金だらけ
8 植物好きを増やしたい!
9 妻への思いを名にこめて
10 草木の精霊が舞いおりた
資料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
87
図書館本。 去年のらんまんのモデルこと牧野富太郎さんの伝記。 植物は好きだが、イモムシやケムシは苦手…、分かります。刺しますからね。 植物採集の歌は去年のダーウィンが来たか趣味の園芸か何かで紹介されていましたが、音楽関連でもお金を使いまくっていたのですね。 北海道から屋久島まで日本全国旅をしているのですね。しかし関東大震災で揺れに恐怖せず観察を続けたのはキモが座っている。2024/03/20
Eri
5
娘小5図書館。 朝ドラ『らんまん』でやっている万太郎のモデル、牧野富太郎。 朝ドラでも、そのお金の遣い方はないわあ……と思っていたけれど、伝記でもやっぱりそうなので、ガックリというか、しっくりというか。 実家が太い、サイコー!!2023/08/02
必殺!パート仕事人
2
多数ある牧野本ですが、松原さん著なので読んでみました。基本的にボンボンだったんですねぇ。はじめは支援していたのに、とにかく実務を先送りすることで関係が悪くなることが何度かでクスっとなりました。最後まで尽くした奥様はスゴイ。2023/06/11