出版社内容情報
小学5年生のリクたち4人組は、怖い話好きの縁で仲よくなった七節町の河童のギィに頼みごとをされた。なんでも、一族が大事に保管していた水神さまの宝玉が、消えてしまったというのだ。みなで力を合わせて森で起きたこの謎に挑むが、はたして七不思議神社の秋祭りまでに、解決は間に合うだろうか…? 全編にちりばめられた怪談話が、ちょっぴり怖くておもしろく、イラストがたっぷりでだれでも読みやすい、高学年向き読み物!
内容説明
小学5年生のリクたちは、仲よくなった七節町の河童に頼みごとをされ、森で起きた謎に挑む。七不思議神社の秋祭りに…解決は間にあうか!?
著者等紹介
緑川聖司[ミドリカワセイジ]
2003年に日本児童文学者協会長編児童文学新人賞佳作を受賞した『晴れた日は図書館へいこう』(小峰書店)でデビュー。アンソロジー作品にも多く参加している。大学の卒業論文のテーマに「学校の怪談」を選んだほどの筋金入りの怪談好き
TAKA[TAKA]
2013年『視えるがうつる!?地霊町ふしぎ探偵団』(角川つばさ文庫)の挿絵にてデビュー。2018年度版NHK語学テキスト「基礎英語3」の挿絵をはじめ、児童書や中学生高校生向け書籍や雑誌、新聞などへのイラストを数多く手がけている。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ねこうさ✿
1
カッパが拾ってくれた釣竿を返してもらうために、怖い話をするうちにカッパと仲良くなったリクたち。 秋祭り前に宝珠が盗まれてしまったので、取り戻すのに協力することに。前半はカッパに聞かせるために、後半はなくなった宝珠を探すためにあちこち行く過程で怖い話が集まる。小話は12編。「さかさやまびこ」がどこかで聞いたことがあるような気はするものの怖かった。やまびこには答えないようにしよう…。犯人を天狗が懲らしめても察っしたり、秋祭りでキツネに木の葉のお札で騙される大人のいる村。のどかだなあ。2020/08/20
みっちー
0
すごくおもしろかったです2021/01/23