出版社内容情報
また残業を押し付けられてしまった。OL・玲奈は今日も寂しくコンビニに立ち寄り帰路につくと、路地裏で耀く看板に気づく。そこはレンガ調の小さな宝石店だった。
扉を開けた玲奈を迎えてくれたのは、ぬいぐるみのようにふわふわなユキヒョウだ。温かな料理を振舞われ、玲奈は思わず悩みを打ち明けると、ユキヒョウは玲奈にピッタリの宝石を見せてくれた。
「貴方への預かり物が届くから、またおいで」という言葉に、玲奈が後日再び店を訪れると――?
奇跡の出逢いが、最終章でひとつに繋がる――涙を紡ぐ物語。
内容説明
また残業を押し付けられてしまった。OL・玲奈は今日も寂しくコンビニに立ち寄り帰路につくと、路地裏で耀く看板に気づく。そこはレンガ調の小さな宝石店だった。扉を開けた玲奈を迎えてくれたのは、ぬいぐるみのようにふわふわなユキヒョウだ。温かな料理を振舞われ、玲奈は思わず悩みを打ち明けると、ユキヒョウは玲奈にピッタリの宝石を見せてくれた。「貴方への預かり物が届くから、またおいで」という言葉に、玲奈が後日再び店を訪れると―?奇跡の出逢いが、最終章でひとつに繋がる―涙を紡ぐ物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マカ
10
ユキヒョウとペンギンのじいやが営んでいる宝石店。悩みがある人が辿り着けるお店のようで、『コンビニたそがれ堂』を思い出した。けどここは宝石店なので宝石が出てきて導いてくれる。短編集のようでいて実は繋がっていたことに驚きもあるし切なくもあった。とにかくユキヒョウが可愛くて癒された。2025/03/09
栗山いなり
7
ユキヒョウとペンギンが営んでいる宝石店を訪れる人々を描いた物語。結構サクサクーって読めたし内容に関しても結構良かったと思う。個人的に小学生の話がお気に入りかな2025/01/28
陽ちゃん
7
店主がユキヒョウの子どもで、アデリーペンギンの執事がいる宝石店が舞台。悩みがある人だけが辿り着けるお店では、ユキヒョウくんが作る料理と、ペンギンさんが淹れるコーヒーも楽しめるようです。各章はバラバラのお話だと思っていたら、最後に繋がっていることが明らかになり、ちょっと切なくなりました。ユキヒョウくんの宝石蘊蓄はマニアックですが、勉強になりました。2024/12/31
碧海いお
6
同じレーベルのペンギン・バーと同じ作者だったことに気が付きました。 宝石店になってもやっていることはあまり変わらず。2025/02/26
美月
2
表紙が好みすぎて購入。 ユキヒョウさんがかわいいすぎだし、 掃除苦手なのもかわいい。 奇跡の宝石が導いてくれる。そんなストーリー わたしが、もしお店に行ったらどんな宝石を教えてくれるのかな2025/02/23