内容説明
「総合学習」のなかで生徒たちが輝いた。高校での先駆的な実践に学びつつ「普通教育」を根源的に問う。
目次
第1部 総合学習の実践的展開(「自律的人間」の育成をめざす―「総合」を核とした橘女子高校の教育課程;総合学習講座「わたしらしく生きるとは」―自立したひとりの人間として;未来を紡ぐ家庭科の授業―私とジェンダー)
第2部 共同討議・総合学習にどう臨むか(政治的判断力を育てる総合学習を開く―一九九九年シンポジウム;総合学習から学校づくりへ―二〇〇〇年シンポジウム)
第3部 総合学習の理論的検討(総合学習の学校論的把握―カリキュラム改革から学校改革へ;総合学習を通して高校教育を根源的に問う;いま、なぜ政治的判断力か;普通教育の脱構築へ向けて―まとめと展望)
著者等紹介
竹内常一[タケウチツネカズ]
1935年生まれ。1960年、東京大学大学院学校教育修士課程修了。現在、国学院大学文学部教授、全国高校生活指導研究協議会常任委員会代表
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