出版社内容情報
成層圏上層より飛来する巨大飛行生命体・天翔体。
あまりにも圧倒的な能力に人類は抗う事ができない…。
人類の希望は”火球の子”と呼ばれる特殊能力を持った
子供達に委ねられる。
異形の男性・ダンクと
天翔体をも欺くステルス能力を持つ少女・忍。
幾度もの危機を乗り越え
二人の間には確かな絆が芽生えていく。
天翔体を統べる存在・天主の前に現れたのは、
かつて地球を支配していた
先住者・ウルティムムだった。
彼は天主すら知らない知識で天翔体を操り、
ついにはその高度制限を排してしまう。
低空にまで出現する天翔体に、
人類は飛行の自由を失った。
解散させられたIOSSのスタッフが
密かに建造していた超巨大要塞”反撃の狼煙”。
その本体は水面下に隠されていた、
先住者が使っていた宇宙船だった!
一方で何かに意識を奪われるウルティムム。
彼の疑念は外宇宙から地球へ接近する
恒星間天体オウムアムアだった。
その天体にはある重大な秘密が!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にぃと
8
重力カタパルトなんていかにもSF感ある単語も登場し、忍とダンクは白鯨、そしてウルティムムとの対話、さらにはオウムアムアへの接近とずいぶんと話が動いた感じ。ウルティムムは信念があるし対話もしてくれるので単純な敵役として認識できないいいキャラクター。というかこの作品の敵キャラたいていそんな感じな気がする。 月より遠くまで行って帰ってきたらさらなる波乱の予感。物語のクライマックスも近づいてる気もするが、これからどんな展開になるのだろうか。期待したい。2022/07/11
北白川にゃんこ
4
何か…えらいことになってるな…2024/04/19
たこい☆きよし
1
いきなりの遊星軌道飛来物とのランデブーから、いきなりのシンギュラリティ。展開早すぎるけど、現代の読者はこのくらいはオッケー?2024/11/02
森田
0
電子2025/03/31
マサトク
0
当初からしてみると予想もしてないスケール感のSFになってきたなあ、という感じ。面白いんだけど、そろそろこれ、フィナーレとなるのかしら。2022/08/11
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