竹書房文庫<br> エレクトス・ウイルス〈上〉

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竹書房文庫
エレクトス・ウイルス〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801923485
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

感染症の研究ラボで発見された新種のウィルス--それは全ての生物を原始の姿に退行させる退化促進ウィルスだった。

内容説明

アフリカ有数の環境保全区・クルーガー国立公園内で保護されていたゾウが一夜にして形態変化を遂げる。四本の牙を持つ異形の姿は、中新世期に栄えた長鼻類「ゴンフォテリウム」そのものだった。血液を分析した結果、エボラ熱やエイズに匹敵する新種のウイルスが検出される。この病菌が感染した個体に“退化”を促進させたことは明らかだったが、突発的な先祖返りの謎を解く手がかりまでは発見できなかった。WHOはクルーガー国立公園を緊急閉鎖。だが、退化ウイルスの感染は予想をはるかに上回るスピードで拡大し、ネズミやトリ、植物までもが太古の姿へ形態を変化させていく。事態を重く見たWHOの感染症対策本部のステファン・ゴードンは、部下である生物学者のルーカス・カルヴァーリョと古生物学者アンナ・ムニエを現地に派遣する。ふたりはウイルスのゼロ地点と思われるバイオセーフティレベル4の研究所を発見。さらに彼らは、研究所の警備員が先史時代の人類―「ホモ・エレクトス」に退化していたという衝撃の事実に直面する。すでにヒトへの感染が始まっていたのだ。時を同じくして、古生物と化した数多の動植物が世界各地で目撃されるようになり、退化ウイルスの情報が拡散。同時に、ウイルス感染も世界規模へと拡大していく―。フランス各紙で絶賛されたバイオSFが待望の日本上陸!!

著者等紹介

ミュレール,グザヴィエ[ミュレール,グザヴィエ] [M¨uller,Xavier]
フランス、ブルターニュ在住。『Les d´etectives de l’´etrange』でデビュー。物理学で博士号を獲得した知見をもって科学ジャーナリストとしても活躍する一方で、ふたりの子供の父親(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寝猫

30
ウイルス感染の話なのだけれど、感染したものを退化させるという変わり種な話。 でも感染が拡大していく様はドキドキさせられました。 動物だけでなく、植物も、遂には人間も… さあどうするで下巻ヘ2022/10/02

Cinejazz

9
世界がコロナウイルスに汚染される2年前、フランスの科学ジヤ-ナリストが発表し、パンデックの恐怖を予見した不気味なバイオSF小説。 南アフリカのクル-ガ-国立公園内で動物から植物、ヒトへと感染する未知のウイルスの存在が明らかになる。パンデミックの危機に直面すると、国民と政治家は、科学者の怠慢と正確に先を見通すことの出来ない無能さを糾弾する世界の現状を浮き彫りにし、WHO事務局長や感染症対策本部の迷走と困惑ぶりがつぶさに描かれていく。進化を遡及(逆進化)させるウイルスの正体とは? 人類の運命を下巻で追う。 2021/07/28

ロデタ

6
感染すると数十万年、数百万年前の起源となる生物まで退化してしまうというウイスルの話。人間、動物だけではなく植物も感染する。感染すると退化するという設定が面白い。面白いけど恋愛要素はなくていい。ちゃんと収束するのかな。続きが気になる。下巻へ。2022/07/15

臓物ちゃん

6
「彼女の姿を見て、彼は衝撃を受けた。風に踊る褐色の髪が、まるで炎のようだった」「この女性は類まれなるほど美しい。『トゥームレイダー』の冒険家というよりは、『トワイライト』のヒロインじゃないだろうか」こんなヒロイン描写が臆面もなく書けちゃう作者の凄さに感服するフランス産パンデミックSF。とにかく美男美女ばかりが登場して愛や感傷に揺れまくる一方で、謎の病原菌を原因に動植物が次々と進化を逆行して地球は超古代になるってんだから……このB級SF感がマジでたまんねぇぜ。感染が人間にも進行したところで下巻に続く。2022/06/06

ジム

1
想像の斜め上を行くウィルスに巻き込まれる世界。下巻へ。2020/09/07

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