出版社内容情報
19世紀ロンドンの墓場のような骨董店で繰り広げられる…ゴシックファンタジー超大作!!!
19世紀ヴィクトリア女王治世下の大英帝国。舞台は帝都ロンドンの片隅に店を構える、墓場のような「ブレイロック骨董店」。店内には陰気な若店主「ブレイロック」と、何も知らない無邪気な少女「リラ」がいる。花を届けに毎日店を訪れる花売り娘の「ナンシー」は、そこで妖しくも怖ろしい深遠なる「秘密」を覗き込んでしまう――…。構想2年、満を持して世に問うゴシックファンタジー超大作!!!
【著者紹介】
兵庫県神戸市在住。2007年に「COMICリュウ」の「第1回龍神賞」にて「銀龍賞」を受賞してデビュー。初連載『解剖医ハンター』(コミックス全3巻)完結後、3年間の雌伏の時を過ごし、本作にて華麗に復活!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
12
『19世紀ロンドン、陰気な若店主が営む墓場のような骨董店』買い。続きモノでした。超大作ってあるよ、まだ全然わからん。2015/06/24
ささやか@ケチャップマン
8
19世紀倫敦において花売りの娘が、線の細い骨董品店の店主と店番の幼い少女と関わることによって魔法的世界の一面を覗いてしまうという冒頭。この物語がいったいどうなるかわからないため、なかなか手に取るにはとっつきにくい感じがあるが、読めばきちんと面白い。最後に震えながらも花売りのナンシーがリリスを抱きしめるところは人間性があってとても好き。2016/08/20
ねね
7
これは出会いモノ!好みドストレートでした!冬の昏い道を歩いてる時のような怖さと恐怖、朝の綺麗な空を見た時の晴れやかさを思い出すリラの笑顔。怪奇と恐怖と小さな女の子の素敵な笑顔が好きな方には超お薦め。ただし恐怖もありますので弱い方はご注意。リラが自我を持った上で、「なる」かどうかを決められるというのが凄く切ない。登場人物皆好きで、靴屋のオヤジに至るまで好きという…(^^;怖がりながらも恋心を捨てきれないナンシーが好き2016/11/12
ふかborn
7
帯のあおり文でG.マクドナルドの「リリス」を感じさせられ、思わず購入。導入部分は貧しい花売りの娘のナンシーがコミカルに軽やかなので、ちょっと思っていた印象と違ったかも~となったが、不気味な謎がどんどん出てくる進み方で楽しい。特に、ナンシーが骨董屋の主人のブレイロックと養い子のリラの関係を淫靡に邪推する辺りから急に昏くなる。想像通り「リリス」を踏襲する展開だが、リリスの子供たちが不死鬼で、長命種族の餌となっているとは面白い。今後はこの長命種族の謎を描いてもらえるのかしら。2015/08/15
MamaxKoko
5
魔女という言葉に惹かれて。動きはまだぎこちないけど、見せ方が上手い!2015/07/23
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