感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸くず
3
黒が強く、濃密な闇を感じさせるタッチで描かれるのは、ある共通の過去を持つと思われる人間たちの記憶を巡る物語。まさに闇に封じ込められたというべき彼らの記憶とは何なのか。そして、主人公と同じ顔を持つ残酷な怪人物は何者なのか。謎の魅力は素晴らしい。今後の展開が楽しみだ。2013/01/06
kamogawaHB
3
説明がなくてどうすればいいかわかんないホラーゲームあるでしょ?あれ思いだす。いつも安定の気持ち悪さ。2012/08/17
山野辺ワラビ
2
すげー緻密な描き込みのリアルな感じの絵柄だけど、表情が乏しいせいか、シリアスなシーンでもなにか可笑しく感じることがある。自分しか憶えていない記憶を持った主人公を含めた5人がロシアの片田舎に呼び出され、列車襲撃を命じられる。列車の中には謎の超人がいて、5人の命を狙ってくる。他の人間が憶えていない記憶と、5人の過去に何らかの関係が仄めかされて終了。自分が確かだと思っていた記憶を、他の誰も憶えていないというのは怖いが、その記憶が「甲子園予選でエラーした」というのは、人が死ぬような展開でちょっとマヌケな気がする。2012/08/11
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