内容説明
本書は、量子力学と独自の空間物理を提唱する異端のサイエンスライターが、前世と生まれ変わりの真相に鋭いメスを加えた、オリジナリティ溢れる霊界論である。この世が特殊な霊界であることを、著者は様々な科学的知見と日月神示、出口王仁三郎、般若心経などの開示された霊知と組み合わせることで、見事に証明していく。
目次
第1章 大霊界は「いま、ここに」、あなたの中に、あなたと共に実在する!
第2章 この世は「特殊な霊界」=「獄舎」である!
第3章 臨死体験と生まれ変わり―獄舎(この世)からの脱走(死)について
第4章 前世の真相―すぐに生まれ変わる、自殺、事故死、暴力死について
第5章 この世と霊界はミクロ(量子)の世界でひとつに繋がっていた!
第6章 仏教は知っていた!―あなたこそは霊界をも含む宇宙の大構造そのもの!
第7章 なぜ戦争はなくならないのか―霊界の戦争がこの世に移写してくる!!
第8章 2013:地球の大掃除―まずはあなたの心の中の戦争を終わりにしよう
著者等紹介
コンノケンイチ[コンノケンイチ]
本名・今野健一。異端のサイエンスライター。1980年に『現代物理の死角』出版以来、独自の「空間物理」理論をとなえて、アインシュタインの相対性理論とビッグバン宇宙論を否定するとともに、エーテル概念の復活を説く。1936年東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Machida Hiroshi
2
この世は霊魂の牢獄であり、輪廻転生はあるという著者の考えを、聖書、日月神示、般若心経から最新の量子力学まで使って説明した本です。とにかく物語として読んでいて面白いです。色々な聖典や奇跡や予言から量子力学までが見事に結びついていくのは爽快ですらあります。著者の予言は今のところ当たっていませんが、きっと今頃霊界でなんだそうだったのかと全てを理解して輪廻転生から解脱して神界に行っているかもしれません。心霊体験や霊界系の話が好きな人におススメです! 2015/10/01
のりのりのり
1
この世を監獄に例える著者、 高次元の霊界、低次元の霊界からごちゃ混ぜに存在してるのがこの世でもあると。そして古今東西の預言書のかいしゃくによると2013が一番危ないと。監獄という捉え方にしても、 2013にしても個人の解釈しだい。 2017/06/26
カムナビ
1
前半は死後の世界のお話です。先日、NHKスペシャルでも立花隆が臨死体験の特集やってたし、奇しくも昨日東大の古沢教授が光子の非局在性を証明して、ある意味引き寄せの法則を実証したし、科学と意識やスピリチュアルな世界が融合し始めてます。本書は出口王仁三郎、スウェデンボルグ、聖書、ファティマの予言なんかを引用し、量子力学と絡めて論を進めます。普通の人からはしたらトンデモ色つよいのでしょうかね。世の中、こういうこともあるのだなぁと思って読めばよいかな。後半は終末予言に焦点をあててます。第三次世界大戦ですね。特に202015/04/13
チダ(uy1)
1
霊界という類は避けていたが、チベットの書などからの関連で結局読んでしまった。いつ来るかしれないかならず来る、「死」を思ったら読む価値があると思う。政治戦争経済などの流れがためになった。予言は果たして? でも、怖がらず、どうしようもなくなった今の世の中、前向きに期待したいという気がしてきた。故著者に合掌。ありがとうございます。2014/07/23
かりあ
1
私の実家は祖父の時代から大本教から派生した神道系の宗教をやっていて私も信徒である。育ってきた環境というのが常にここからの教えが取り巻いているような感じで母から子供にもわかりやすようにとよく噛み砕かれたものを教えられていた。そのため死生観にはある程度思想のようなものをもって生きてきた。本書は私が教えられてきたことをより詳しくしたようなことばかりで本当にドキドキしながら読んだ。こういうことをフワッと思いながら生きてきた私でさえ人生観が変わった。悩みを抱えてどうしようもない人は手にとってみるといいかもしれない。