出版社内容情報
元武士にして盗賊の用心棒、
小宮山一之臣の活躍を描く人気シリーズ、
待望の第二弾!
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田沼意次と松平定信の権力争い
その行方を左右するのは盗賊だった!
田沼意次が盗賊たちに下した
密命は驚くべきものだった。
徳川家を祟るとして
東照宮に秘蔵されていた
流葉断の太刀を、
松平定信が秘密裏に
持ち出した形跡がある。
それをなんとしても奪還せよ――。
五百両の報酬を条件に
依頼を受けた盗賊たちだったが、
権力者二人の政争に
いつしか巻き込まれていく……。
内容説明
田沼意次が盗賊たちに下した密命は驚くべきものだった。徳川家を祟るとして東照宮に秘蔵されていた流葉断の太刀を、松平定信が秘密裏に持ち出した形跡がある。それをなんとしても奪還せよ―。五百両の報酬を条件に依頼を受けた盗賊たちだったが、権力者二人の政争にいつしか巻き込まれていく。元武士にして盗賊の凄腕用心棒、小宮山一之臣の活躍を描く大人気シリーズ、待望の第二弾!
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。97年に「身代わり吉右衛門」で桃園書房主催第20回小説クラブ新人賞佳作、2010年に単行本『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。
1
裏用心棒シリーズ2作目。小宮山が雇われている盗賊一味が田沼意次に知られてしまい、時の権力者の命を断れなくなってしまった。その田沼意次から、江戸城内にある流葉断の太刀が松平定信に盗まれているので、取り戻す事を命じられた。流葉断の太刀は徳川幕府を祟る事が知られており、定信はそれで田沼意次を蹴落とそうてしていた。 【3.8】2024/07/04
goodchoice
1
筋立てはそこそこ面白い。ただ、盗賊の首領が松平定信の政策を知っているというのは、やや無理がある。話を面白くするにしても一定の限度が必要では。2021/11/08
よしぜん
0
★★★★⭐︎ 2021/12/31