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目次
プログラム作りを始める前に
メモリに触れてみる―四角を描く
くり返し―プログラムを短くする
プログラムの変形―四角をたくさん描く
プログラムを分ける―四角を楽にたくさん描く
動きのあるプログラム―四角を落とす
メモリに名前をつける―もっと日本語で
操作できるプログラム―四角を動かす
「計算」の本当の意味―ゆっくり落とす
メモリをまとめて使う―四角を積み上げる〔ほか〕
著者等紹介
平山尚[ヒラヤマタカシ]
1977年北海道生まれ。京都大学大学院工学研究科にて分子生物学を専攻。2002年に株式会社セガに入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
18
テトリス風なゲームを例に、プログラムの基本となるくり返し、条件分岐、処理速度の向上について順を追って説明してくれていました。実際に手を動かしながらプログラムを作る体験ができるので、興味あるんだけど本格的にやるのはちょっとという人はプログラム作成のイメージがつかめるんじゃないのかなーと思いました。2020/02/15
masabi
14
【要旨】テトリス風のゲームを作りながらプログラミングの思考法を学ぶ。【感想】学ぶことの多い本だった。実際に手を動かして読み進めたので失敗やミスなど悪戦苦闘しながらの読書となった。11章から難しい。試行錯誤のなかで重要な機能や機能の便利さを知っていくという形式なので筆者の思惑に見事にはまったのではないか。他にも理想と現状のギャップから逆算する、分割と問いの変形、複数の選択肢を用意するなどプログラミングに限らず物事を考える上で参考になった。2017/11/17
roughfractus02
5
説明もなく使用しているプログラミング言語に疑問を抱く時がある(Pythonで意識しないメモリがふと気になる時等)。その感覚が「どうなっているのか」という問いから「プログラムとは何か」になる時、本書は有効に思える。Sunabaという独自のプログラミング言語(日本語で書ける)で、プログラムの処理とは何か、どうしてそうなるのかをテトリスを作るという初歩から辿らせる著者は、逆に時折出現する用語の説明はせず、読者が実践する点を重視する。面白いのは、間違った例から逆行的に試行錯誤させつつ、効果的な例に導く過程である。2018/05/01
majiro
4
いろいろ言われそうな感じもするけれど、アプローチは良いと思った。こういう類の本が充実することは、ソフトウェアにとってとても良いことだ。2014/05/10
Kazuya
4
拝啓作者様。sunaba最高です。「どう教えるか」についても考え抜かれた一冊。途中平気で嘘をつく展開、癖になりそうなくらい好きです。何かを理解する過程で真実が邪魔をすることってありますね。私も我が子に対し「サンタってのがいてね♪」と、情緒的成長を促すための一次的な嘘をついていることに気づきました。読み終えるの時間がかかりましたが、行ったり来たりの末に辿り着いた最終章では、PG開発だけに留まらない広い示唆を得ることができました。至極手間のかかる執筆活動と素敵な知恵をありがとうございました。252013/12/16