内容説明
一夜のうちに症状が悪化し、死に至る。関西の山奥の集落で、強毒性の新型インフルエンザと覚しき感染症が発生した。医療チームが派遣されるが感染経路は掴めず治療も間に合わない。感染拡大を恐れ、集落から出る唯一の道は警察の手で封鎖された。娘を、この集落から逃がさなくては。杏子は、封鎖を突破しようと試みるが…。医療サスペンスの俊英が、明日起こる恐怖をリアルに描く!
著者等紹介
仙川環[センカワタマキ]
1968年東京都生まれ。大阪大学医学系研究科修士課程修了。大手新聞社で医療技術、介護などを取材しながら小説を執筆。2002年『感染』で第1回小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 変痴気論 中公文庫