内容説明
辻斬と付け火を初手に市中騒擾を企む闇。そうはさせじと奔る、奉行所の琢馬と香具師の元締め甚五郎ら。が、智謀長ける頭目鬼心斎に翻弄されるがまま。真九郎も依然差し向けられる刺客に気が抜けず…。秘剣霧月は江戸に光をもたらすのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
13
5巻あたりからかなりつらい展開が続いていたけれど、今回の刺客も真九郎にとっては辛すぎる相手だった。真九郎と雪江の今後は幸せそうな雰囲気で終わったのが良かった。それにしても全部で何人斬ったんだろう…雪江さんがいなかったらアブナイ方向に進みそうな試練だった。2018/06/24
蕭白
7
最後の最後までもつれて、本当にこの巻で終わるのかって思いました。もう少しエピローグを書いて欲しかったです。2015/11/02
ひかつば@呑ん読会堪能中
7
再読・シリーズ7巻、完結編。真九郎に対し惨い仕打ちを繰り返す「闇」との闘いに謎は残ったが決着した。それにしても、2年1カ月の間に229人というベラボーな相手を斬った真九郎、この人数も異常だが、よくも真面目さを保ったまま生き残ったものだ。続けてスピンオフから始まる新シリーズの再読にとりかかる。2013/05/16
へたれのけい
2
もう少し軽めにして頂ければ、もっと楽しめたかも。2014/01/01
ナツメッグ☆
2
よかったよかった、真九郎に平穏の日々が戻ってきて(^v^)。これだけひっぱったからくたびれ感と期待感がおおきかったので、「闇」の正体と最期の決着はなぁーんだ感があったけど、しかたがないのかな。三千石程度でこの程度のことができるということは、万石以上の大名というのは江戸時代ものすごい権力を持っていたということなんですね。 荒崎一海、今後おおいに期待したい作家です。2012/04/22
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- 和書
- 科学で読みとく縄文社会