徳間文庫<br> 科学の終焉(おわり)

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徳間文庫
科学の終焉(おわり)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 635p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198913984
  • NDC分類 404
  • Cコード C0140

内容説明

もはや科学には、発見すべき偉大なテーマは何も残されていない!世界中でセンセーションを巻き起こした科学ジャーナリスト、ジョン・ホーガンの出世作。現代を代表する科学者たちの隠された本音を巧みなインタビューで引き出した本書は、世界12ヵ国語に翻訳され、日本でも朝日、毎日、日経各紙が書評欄で取り上げるベストセラーに。ホーガンの舌鋒鋭い筆致は、あなたの「知性」を根底から揺るがす…。

目次

序章 答えを求めて
第1章 進歩の終焉
第2章 哲学の終焉
第3章 物理学の終焉
第4章 宇宙論の終焉
第5章 進化論生物学の終焉
第6章 社会科学の終焉
第7章 神経科学の終焉
第8章 カオプレクシティの終焉
第9章 リミトロジーの終焉
第10章 科学的神学、または機械科学の終焉
終章 神の恐れ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Satoshi

14
科学ジャーナリストによる科学の限界について記した著作。確かに歴史的な科学の発見はアインシュタインの時代より少なくなり、最終理論が判明したらそれこそ科学の終焉となる。著者の主張は一貫しているので、全ページ読まなくても内容は理解できる。伝説的な科学者達のエピソードを楽しむこともできるので、読む価値はある。2021/03/10

Yuji

8
面白いのは間違いないのです。「進化論、量子力学のインパクトに匹敵する発見はもう打ち止めではないのか?」を延々と追求。しかし著者のやり口が汚い。インタビューで、召使におどおどしていたとか、興奮のあまり叫びだしたとか、一方的にこき下ろすやり口。話半分とし、また、科学ライターとしてのキャリアを懸けての挑戦でもあり、一定の真実はついているのかも。真実追求という大義名分で税金に依存している科学者の立場からは、都合の悪い真実なのか?訳者あとがきの切れ具合や徳間文庫という微妙な出版元、筒井康隆監修という謎。問題作!2015/11/16

脳疣沼

4
昔読んだ時はとても興奮して読んだ覚えがあるが、今読み返してみると、著者の偏見にイライラする。終焉だとかなんとか言ってるが、科学を前進させる新事実は、誰も予想していなかったからこそ大発見となるんであって、発見する前の科学者に対して悪口を言うのは馬鹿げている。ただ、本書は哲学から物理や生物学まで幅広く扱っているので、表層的なその学問分野の入門にはなるかもしれない。2015/08/19

ヨンデル

1
昔読んだ本です、整理のため登録しています。2024/05/06

しょ~や

1
前半物理学の終焉に関わるテーマは自分の専門であるだけに、感情的な反感が強かったが、後半分野が変わってきた頃から落ち着いて読むことができたと思う。終焉に関しては、各々が「科学」という表現に何を見出しているのかによって大きく変わるものであるように思う。自分の中で「科学とは」と考えてみるきっかけとなった。2015/06/30

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