出版社内容情報
日本サッカーを動かしてきた人物たちの、百年の挑戦の歴史を追った渾身のノンフィクション!
堀江忠男、川淵三郎、釜本邦茂、松永章、西野朗、加藤久、岡田武史、原博美、城福浩、大榎克己、曺貴裁、相馬直樹、斉藤俊秀、徳永悠平、兵藤慎剛、小島亨介、相馬勇紀・・・。
日本サッカーの歴史と並走しながら、選手としてはもちろん、世の中を動かす人材としても多士済々な人物を輩出してきた早稲田大学サッカー部「ア式蹴球部」。
その百年の挑戦の歴史を紐解きながら、現役学生の奮闘を、ミズノ スポーツライター賞最優秀賞受賞者の伊東武彦が追った、渾身のスポーツノンフィクション 。
《本書の目次より》
第1章:99年目の冬
数分で消えた1部への望み
厳しい土壌で育った新監督
存分に荒ぶることができない主将の苦悩
高校選手権で決勝点を決めたDFの要
2年生で退部してスペインへ渡った監督、ほか
第2章:早すぎた春
怒れるエースと静かなる主将
雑草集団に諦めない心を植えつけるベテラン監督
ア式の監督も務めた不屈のストライカー
前十字靱帯を三度断裂したア女のエース
〝ア女〟のはじまり、ほか
第3章:いちばん暑い夏
510分間の総力戦でつかんだ全国切符
本音を言い合って全員で涙した夜
現地でヒントを得て起こした〝奇跡〟
退路を断って〝奇跡〟を引き寄せた胆力
オリンピックに二度出場した鉄人DF
海を越える同い年の友情
最終学年の晴れ舞台
晩夏に交錯したそれぞれの思い、ほか
第4章:光芒の秋
寮のテレビの前で夢見たワールドカップの舞台
ワールドカップへの道とア式OBの挑戦
ヨーロッパで体得した実地主義
逆境を乗り越えて決めた初のワールドカップ出場
命運を分けたシーズン四度目の早慶戦
3連覇をした歴代最強時代とその後
「ONE TEAM」の祈り、ほか
早稲田サッカー 百年の戦績
内容説明
往年の名選手から現役の学生選手まで百年に渡り、挑戦という名のレンガを積み上げてきた組織と人々の物語―。
目次
第1章 99年目の冬(数分で消えた1部への望み;厳しい土壌で育った新監督 ほか)
第2章 早すぎた春(怒れるエースと静かなる主将;雑草集団に諦めない心を植えつけるベテラン監督 ほか)
第3章 いちばん暑い夏(510分間の総力戦でつかんだ全国切符;ワールドカップ選手の待遇を改善するために ほか)
第4章 光芒の秋(まさかの敗戦に荒れた紅白戦;異才を放つタレントたち ほか)
著者等紹介
伊東武彦[イトウタケヒコ]
1961年4月29日、東京都生まれ。早稲田大学卒業後、フリーライターなどを経て1990年にベースボール・マガジン社入社。『週刊サッカーマガジン』編集部で編集記者、1998年から2004年に同編集長。2004年に朝日新聞社に移り、『AERA』編集部記者、副編集長、サッカー推進委員会事務局長など。著書に『サッカーMONO物語』(ベースボール・マガジン社)、『アイスタイム』(講談社)。後者で2013年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞。2023年に退職後はノンフィクションライター。活字集団『studio montereggio』主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。