蛍の光―長州藩士維新血風録

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蛍の光―長州藩士維新血風録

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  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198658359
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「長州五傑」のメンバーとして明治政府草創期の中枢を担った「工学の父」山尾庸三と「初代総理大臣」伊藤博文。ふたりには墓場まで持っていくと誓った秘密があった―。高杉晋作の指揮のもと、英国公使館を焼き討ちし、尊攘の機運高まる長州藩。一味に加わった山尾庸三は、書生部屋で同室の伊藤俊輔とともに、孝明天皇の退位を説く幕府の御用学者・塙次郎を暗殺する。だが断末魔の形相が夜ごとよみがえり、気鬱に陥る山尾。最高幹部の桂小五郎の後押しで、のちに「長州五傑」と呼ばれる五人のひとりとしてイギリスへ藩費留学することに。その中には相棒の伊藤もいた。山尾の任務は『工業立国』の基盤を学ぶこと。だが彼の裡には、己が殺めた塙次郎の遺志である障害者政策があった―。

著者等紹介

阿野冠[アノカン]
1993年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。芸能活動のかたわら、雑誌「小学四年生」に小説を連載し、14歳で作家デビュー。2009年、初の単行本『ジョニー・ゲップを探して』を刊行。2011年、阿野冠名義で『花丸リンネの推理』を刊行。第23回・第24回・第25回松本清張賞最終候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kawa

31
幕末維新のとき、長州藩から選抜され英国に密航した若者・伊藤博文、山尾庸三ら長州五傑の軌跡を追う歴史物語。テロリストから国の指導者に変身する伊藤・山尾らの姿が印象的に描かれる。当時の長州藩の人間関係や、維新後の政治の動きに「へえェ、そうなんだ」的見方が多く得られる(フィクションかもですが)。歴史好きとしては拾い物的な思わぬ面白さに出会える一冊。2024/12/05

田中峰和

6
伊藤博文の視点は「わし」で、山尾庸三の視点は「おれ」で交互に展開する。山尾は体格がよく道場では強かったが、度胸がなく人斬りは無理。対して伊藤は小柄で体力もないのに暗殺には抵抗がない。後の初代内閣総理大臣となる伊藤がテロリストだったのは、史実だが、自分もテロに殺害されるのは因果応報というべきか。吉田松陰から、「周旋の才あり」と評価された伊藤だが、艶福家だった桂小五郎の女性問題を解決したのが、出世の足掛かり。要領のよさこそ政治家に求められる。殺人罪が問われないのは、戦場と同じ。時代の変化が恐ろしい。2024/10/29

ジョー

0
山尾庸三と伊藤博文の明治維新から明治初期までの話し。山尾庸三って初めて知ったけど知られていないのが分かるね。あまり一般受けしない。実績はあるのかも知れないが内面のことは分からないからね。まあ、あの時代だから革命に関わって生き残ったら何かしらエピソードはあるよね2024/12/27

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