出版社内容情報
もうすぐイースター。農場の動物たちがみんなで、いつもめんどうをみてくれている女の子アン=イライザに用意したおくりものは?
内容説明
まきばに春がやってきました。あしたは春のおまつり、イースターです。めんどりにやぎ、ぶたにあひる…どうぶつたちは、あつまって、そうだんをはじめました。だいすきな女の子アン=イライザに、みんなで、おくりものをするのです。そこへ、うさぎがやってきて…?アメリカで長いあいだ読みつがれてきた作品を、カラーさし絵たっぷりのたのしい読み物の形で。
著者等紹介
レンスキー,ロイス[レンスキー,ロイス] [Lenski,Lois]
1893~1974年。米国の絵本・児童文学作家。オハイオ州立大学で教師になる勉強をしていたが、卒業後、ニューヨークへ移り、美術を学ぶ。その後、絵本や子どもむけの作品を発表し、活躍。1946年に『いちごつみの少女 フロリダの白い家』(講談社)でニューベリー賞を受賞
佐藤淑子[サトウヨシコ]
上智大学文学部ドイツ文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
64
【2021年イースター読書会】イースターの前日、牧場の動物たちは、集まって、大好きなアン=イライザに贈り物をしようと話し合いを始めた。アン=イライザのためにいろんな知恵を出し合う動物たちの、それぞれの性格の書き分けが面白い。それでも、アン=イライザへの愛情は、みんな同じ。古き良き牧場の雰囲気がうかがわれる、ほのぼのとしたお話。この物語は、1936年に出版され、以来アメリカで長い間読みつがれてきたイースターの物語だという。ちなみに、うさぎがプレゼントした白い百合は聖母マリアの花。2021/03/15
chiaki
42
レンスキーの絵に♡毎日動物たちのお世話をする女の子アン=イライザ。牧場の動物たちはイースターのお祝いにと彼女に贈り物を考えます。みんなの思い思いのプレゼントにいちいちケチをつけるやぎのアゴヒゲじいさんや、途中からお出ましのえばりん坊なうさぎとのやりとりが可笑しい♡愛すべき個性豊かな動物たちが自分にできることを考え協力し合うのが楽しい。イースターの慣習はよく知りませんでしたが、うさぎやたまごはキリストが死から甦ったことにも重なる命のシンボルなのだそう。白いユリも聖母マリアの花として欠かせないものとのこと。2021/04/13
遠い日
8
レンスキーの絵を求めて。やっぱりほのぼの温かな色づかいがいい。イースターのお話。牧場の動物たちの大好きな女の子、アン=イライザのために、イースターのプレゼントをしようと計画するが、みんなの意見がわいわいがやがや。イバりんぼうのうさぎが出てきた、さらに混乱。春の、復活祭の心躍る一連のことを、リズムある筆運びで描く。2019/04/26
2時ママ
4
次女 小3 ひとり読み。2019/04/22
Olga
3
フルカラーの絵もお話もかわいい。ほのぼのとしたなか、ウサギのキャラクターはなかなか強烈。2019/04/15
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