賢女ひきいる魔法の旅は

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賢女ひきいる魔法の旅は

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198640996
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

まだ「力」に目覚めていない12歳の女の子が、魔法の旅を率いて…? ファンタジーの女王ダイアナの絶筆を妹が完成させた遺作。

北の島の「賢女」である叔母と暮らす12歳のエイリーンは、自分は賢女にはなれない、と思っていた。でもある日、叔母とともに、見えない障壁に隔てられた敵の島へ、さらわれた皇子を救出する旅に出ることに。魔法の島々をめぐる旅の途中で、風変わりな仲間が次々に加わるが、叔母が呪いをかけられたため、エイリーンが一行を率いるはめに…? 「ファンタジーの女王」ダイアナの絶筆に、妹の作家アーシュラが末尾部分を加筆して完成した、奇跡の作品。

【著者紹介】
1934~2011。トールキンに師事し、英国を代表するファンタジー作家となる。作品に、スタジオジブリのアニメーション映画にもなった「ハウルの動く城」を含む「ハウルの動く城」シリーズ、「大魔法使いクレストマンシー」シリーズなど。

内容説明

北の島スカアの賢女である叔母さんと暮らしている十二歳のエイリーンは、賢女になるための儀式で失敗し気落ちしていた。そんなとき、大王の命令で、叔母さんと一緒に、十年前に東の島ログラへさらわれた皇子を救出する旅に出ることになる。緑あふれる西の島バーニカへ、魔法の歌に満ちた南の島ガリスへと進むうちに、風変わりな旅の仲間が次々に加わるが、叔母さんが呪いをかけられてしまったため、エイリーンが一行をひきいるはめになり…?ログラとのあいだにある「見えない障壁」を越える方法は?それぞれの島を守る神獣たちも現れて…?「ファンタジーの女王」「英国の宝」と敬愛されたダイアナ・ウィン・ジョーンズの絶筆を、作家である妹アーシュラが完成させた、魔法あふれる島々をめぐる女の子の冒険を描く魅力的なファンタジー。小学校中・高学年~

著者等紹介

ジョーンズ,ダイアナ・ウィン[ジョーンズ,ダイアナウィン] [Jones,Diana Wynne]
1934年イギリス生まれ。オックスフォード大学セントアンズ校でトールキンに師事。三人の子どもの子育て中にファンタジーを書き始め、1970年に作家デビュー。魔法を扱った独創的なファンタジーを数多く手がけ、イギリスを代表するファンタジー作家と評された。生涯に四十作を超える作品を遺し、二十六の言語で翻訳出版され、2007年には世界幻想文学大賞の生涯功労賞を授与された。2011年没

ジョーンズ,アーシュラ[ジョーンズ,アーシュラ] [Jones,Ursula]
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの妹。女優・作家。文章を担当した絵本『The Witch’s Children and the Queen(未訳)』でネスレ賞金賞を受賞するなど、子どもの本の分野でも高い評価を受けている

田中薫子[タナカカオルコ]
1965年生まれ。慶應義塾大学理工学部物理学科卒。武蔵野美術大学造型学部通信教育課程油絵学科日本画コース卒

佐竹美保[サタケミホ]
富山県に生まれる。日本で出版されたダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品のほぼすべての表紙や挿絵を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かもめ通信

23
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの未完の遺作を、末の妹アーシュラが仕上げた作品ということで、恐る恐る読んでみたのだが、ページをめくるとそこには楽しく懐かしい世界が広がっていた。2017/02/03

徳浄さん

17
図書館本。ダイアナ・ウイン・ジョーンズさんの絶筆を妹のアーシュラさん(女優でもある)が完成させたという。ダイアナさんが書く時はメモもとらず頭の中にある物語を直接書いていったということなので、大変な苦労をされたであろうと思う。ただでさえ物語の終わりをどうするかを考えるのは至難の業であろうに、これまでのダイアナさんの作品を全て読んでいたとはいえこのように素晴らしい終わり方をしたのは尊敬する。2016/11/04

詩歌

12
DWJ最後の魔法。佐竹さんによる巻頭の登場人物と地図のイラストはじっくり見てから読み始めることをおすすめします。2016/10/08

なつき

10
DWJの未完成稿を妹が仕上げた物語。試練に失敗した「賢女」エイリーン。賢女の叔母と一緒に隣国の障壁を解き、攫われた王子を助ける旅に出るよう命を受ける。一緒に行くのは頭がお花な王子とグズと評判のお供の少年。旅費は石ころ、荷物は呪い付と前途多難な旅が始まり…。DWJ作品の特徴であるラストの怒涛の展開とどんでん返し要素は薄めだけど、登場人物のひねり具合はやっぱり面白い。アーシュラさんの「姉というものは妹に手を出されるを本当に嫌がるもの」という後書が微笑ましい。この物語を完成させてくださって感謝します。2016/08/20

himawari

8
DWJファンの私は一気に物語に引き込まれ、エイリーン達と一緒に旅をし終えた気分になりました。最後は駆け足で展開が進み、嵐が過ぎ去ったかのような感覚です。本当にもうダイアナさんが書いた新しい物語を読む楽しみがなくなってしまうのか…と、あとがきを名残惜しく読んでしまいますね。それにしても作者は猫が大好きなんだろうなと思います。<ブチブサイク>が足元に寄り添ってくる感覚が私にも伝わってくるかのようでした。作者亡き後、妹さんが最後の一割を書いたそうですが、このお話はこの数倍の長さはあってほしい内容でした。2017/02/25

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