どこに行ったの?子ネコのミニ

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198633943
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8097

内容説明

あたしは小学校の五年生、おばさんとふたり暮らし。あるとき、捨てられていた子ネコを飼うことにして、名前を「ミニ」とつけた。ミニがいると、とっても楽しい。でも、このごろ学校は楽しくなくなっていた。転校生の男の子ボレクが、いやみを言ったり、意地悪をしてくるのだ。それもどんどんエスカレートしてくる…。やられてばかりじゃいられない。まずは相手の情報を集めようと、あたしは親友のパウラといっしょに、ボレクをスパイすることにした。そんなある日、ミニがいなくなってしまった…。もしかしたら、ボレクにさらわれたの?子ネコさがしに協力してくれる、野良ネコにエサをやるおばさんや、商店街の移民のおじさん…学校や移民の問題をさりげなくとりこみながら、子どもたちが生き生きと活躍する姿をさわやかに描く、ドイツの児童文学。小学校中・高学年~。

著者等紹介

レー,ルザルカ[レー,ルザルカ][Reh,Rusalka]
1970年オーストラリアのメルボルンに生まれ、その後ドイツで育つ。大学で、養護教育とアートセラピーを学んだのち、ケルンの市立児童養護施設でセラピストとして勤務。2000年から作家として活動をはじめる。児童書のほかにも、大人向けの小説や詩など著作多数。ライプツィヒ在住

齋藤尚子[サイトウヒサコ]
東京生まれ。上智大学大学院修士課程ドイツ文学専攻修了。専門は、十九世紀オーストリア文学。大学で教鞭を執る生活の後、現在は翻訳に専念している

杉田比呂美[スギタヒロミ]
東京に生まれる。絵本や単行本、雑誌の挿画等幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kambashig

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迷子になった子ネコを探す話だけれど、いろいろな子ども、大人が登場して、「社会」が感じられる物語。2014/04/27

みなかすみ@道北民

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面白かったです。主人公の女の子とフローラおばさんの関係が素敵です。子ネコがかわいいし、周りの人たちも魅力的でした。2012/06/15

mimi

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子ネコ、かわいい! でも、猫を見て思い出したくない記憶を呼び覚まされる子も。暖かな思いやりに満ちた物語。2012/05/09

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