出版社内容情報
自らの神話を構築する天才であった男の知られざる物語
スティーブン・ホーキングが亡くなったとき、彼は世界最高の物理学者、そして史上最高の頭脳を持つ天才と思われていた。しかし、実際はそのどちらでもなかった。ホーキングは、物理学の難問に取り組むことでキャリアを積んできたが、彼の名声は学会だけにとどまらなかった。彼はタイムトラベラーを招いてパーティーを開いたり、解決していない問題に勝利宣言をしたり、億万長者を口説いたりと自己宣伝の達人でもあった。ホーキングは車椅子に乗りながら周囲の人々を魅了し、自らの目的のために利用もしていた。本書は物理学の才能に加えて、自らの神話を構築する天才であった男の知られざる物語である。
目次
第1部 減衰振動期(ニュートンと並んで(二〇一八年)
さざ波(二〇一四‐二〇一七年)
模型(二〇一二‐二〇一四年)
グランド・デザイン(二〇〇八‐二〇一二年)
譲歩(二〇〇四‐二〇〇七年))
第2部 衝突合体期(境界(一九九八‐二〇〇三年)
情報(一九九五‐一九九七年)
像(一九九〇‐一九九五年)
閃光(一九八七‐一九九〇年)
点火(一九八一‐一九八八年)
急膨張(一九七七‐一九八一年)
黒鳥(一九七四‐一九七九年))
第3部 公転運動期(黒体(一九七〇‐一九七四年)
ブラックホール(一九六五‐一九六九年)
特異点(一九六二‐一九六六年)
アイレム(一九四二‐一九六二年)
巨人の肩に乗って)
著者等紹介
サイフェ,チャールズ[サイフェ,チャールズ] [Seife,Charles]
ジャーナリスト、ニューヨーク大学教授(ジャーナリズム論)
塩原通緒[シオバラミチオ]
翻訳家。立教大学英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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