内容説明
ミニコミ誌『野宿野郎』編集長が贈るしたたかに、ゆるーく生きるヒント。
目次
第1章 野宿で祝うもん(よいことがあった;たいしょーさんの誕生日野宿;Kさんの披露宴野宿)
第2章 青春の野宿だもん(野宿の始まりは「青春」だった;この先を、行けるところまで;この先を、もっと行けるところまで)
第3章 敵か味方か野宿もん(ヤンキーは好敵手;お巡りさん;大人は叱ってくれない;ちょっとどうかしている、本屋野宿顛末記)
第4章 野宿で出会うもん(迷子になった!;おもらいさんのこと;行者のおじさん;行者のおじさんリターンズ)
第5章 野宿で食べるもん(ヒッチハイクでお腹いっぱい;九州でもお腹いっぱい;シシャモ爆弾)
著者等紹介
かとうちあき[カトウチアキ]
神奈川県生まれ。人生をより低迷させる旅コミ誌『野宿野郎』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠り猫@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
10
押し付けがましくなくのびのびとした本 書かれている「野宿」はなかなかワイルドだったり、なかなかスリリングだったりするときもあるけれど、全体的にはなんかいいねぇ~と思ってしまう 表紙のカラフルなシュラフ姿や、章の数字がシュラフマンたちで表されてたり、パラパラマンガがついていたりと、なんだか楽しくなっちゃう要素がいっぱい! いや~楽しませていただきました2012/04/19
かいゆう
5
表紙見て「何だこれは」と思い読んだけど、面白かった。野宿をしている作者が女性でビックリ!しかも高校生の時からしているときた!家がないとか自分探しとかでなくホントに野宿好き。本格的野宿。行動力がすごい。これを許してた?親御さんもある意味すごい。「誕生日野宿」面白そう!一人の野宿は大変そうだけど、複数の野宿は楽しそう。私もやってみたい。体験談のエッセイだけど、作者の考え方もゆるゆるで、文章もゆるゆるで、そのゆるゆるさがすごくよかった。物事を考えたくなくてちょっとゆるっとしたい時にオススメです。2012/05/10
HIDE
5
著書が軽やかで胆力がある人物に思えた。この人の他の本もぜひ読みたい。2012/04/04
Yasutaka Nishimoto
3
野宿は家庭持ちには厳しいと思うのが、さらに行けなくなる理由だと思うのだが、テントや寝袋で眠り、夜明けの空気のひんやりした、少しもやのかかった感じは格別だったりする。学校の屋上と、青森から下関の話は良かった。2016/10/06
しんこい
3
野宿の魅力とか利点とかそんな理屈は全くなく、単に野宿があこがれで、それを実行して継続してします。それでいて野宿する時はいつも不安というのだから、人間不思議です。孤独とか危険とかそういう方向にもいかないのが、また良いです。2012/03/31