内容説明
「普通の幸せなんてあるのだろうか？」危険な恋にまどうアラフォー女性たちの本音とは。
著者等紹介
亀山早苗［カメヤマサナエ］
明治大学文学部演劇学専攻卒業後、フリーライターとして活動を始める。雑誌のライターとして、またノンフィクション系の本の取材に飛び回る日々（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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おしゃべりメガネ
112
学生時代からの仲良し四人組女子がアラフォーとして、それぞれの環境におかれた中でオンナを忘れず、ときめきやきらめきを手にして自分の輝きをみつける話です。やはり作者さんが亀山さんだけに不倫はもちろん、なかなかストレートかつ、ちょっとマニアックな性描写で綴られているので、そういうのが苦手な方にはあまりオススメできないかなと。個人的にはキャリアウーマンが出張ホストを買う話にひかれました。いくつになってもどんな環境下においてもステキに輝き続けてほしいと願いますね。しかし、どの話も基本的に男性は浮いちゃってますね。2023/05/22
獺祭魚の食客@鯨鯢
58
古事記ではイザナギの変わり果てた姿を見たイザナギは離縁し一日に千人の命を奪うという宣言に千五百人産ませると言い放つ。 古来容姿の衰えは女性にとっての弱点である反面、男性は恋愛することの縛りはない反面、身分や教養がないと相手にされなかった。 短命だった古代で子育て後にも恋愛をすることは困難。母系社会での通い婚であったので、不倫という概念はなかった。(伊勢物語など恋人を待つ女が有名) 恋愛に倫理を求めるなら当事者間に限るべきであり、第三者(レポーター)による吊し上げはプライバシー侵害と思われる。
ワニニ
23
ネイルのお姉さんに、「お客さんに貰ったんですけど、読みます?」と言って貰った。しかし、救いのない本。学生時代の同級生が、一人の死をきっかけに集い、自分の生活の不満を順次語っていくのだけれど、小説というのかな?やっぱり官能小説なのかな?女性たちの悩みは分かる気がするけれど、結婚のかたちや解決策が、フツウじゃないような…いや、こういうのもアリなのか…知らないだけか?まぁ、何がしあわせかっていうのは、人それぞれだから。2014/07/08
mami
10
以前著者が婦人公論で書いたルポルタージュを読んだことがあるのだけど、そこからヒントを得ての作品じゃないだろうか。内容はエロ小説かと思うほどの描写もあるものの、全体としては女性心理を掴んでいてお上手。ただこんなに世間一般の女性がギラギラしているかっていったら決してそうではないですが。2016/11/11
boo
9
読メでレビューを読んで気になりました。大人の恋…出会ったタイミングで結婚か不倫になってしまう。不倫は社会的に悪いし、芸能人だとニュースにまでなっちゃう。しかし、こうやって読んでると意外と身近にもあるのかもしれませんね。いろいろな形の幸せがある。日々平穏も幸せです😁2023/07/01
