目次
序論(医学の進歩と終末医療との関係;臨死介助の行為形態 ほか)
第1章 臨死介助、安楽死、尊厳死、平穏死の概念と相互関係(ドイツにおける臨死介助の類型;日本における安楽死(安死術)と尊厳死)
第2章 日本における安楽死・尊厳死をめぐる判例・学説の状況(日本の判例上の安楽死事案)
第3章 ドイツ判例の分析と検討(下級審の判例;BGHの判例 ほか)
第4章 ミュンヘン検察庁の2010年7月30日の処分―アルツハイマー患者の自殺行為後の意識喪失状態での不救助の可罰性
第5章 ドイツの学説の分析・検討
結論(臨死介助に関する特別立法と判例・学説の関係;臨死介助と医療関連性 ほか)
著者等紹介
神山敏雄[カミヤマトシオ]
1934年沖縄県に生まれる。岡山大学法文学部国費学生として入学・卒業、その後一橋大学大学院法学研究修士課程入学・同課程修了。沖縄大学教授・同大学図書館長・同大学副学長を経て、岡山大学法文学部教授・定年退官後、甲南大学法学部教授・法科大学院教授・同大学定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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