内容説明
とおいうちゅうからちきゅうにおちてきたピークー。ここはどこ?だれかともだちになってくれないかな―。
著者等紹介
ディーコン,アレクシス[ディーコン,アレクシス][Deacon,Alexis]
イギリス新鋭の絵本作家。子どもの頃からの夢であった絵本作家を志し、イギリスのブライトン大学でイラストレーションを学ぶ。子どもの本の挿絵やアニメーション制作にも取り組み、2001年首席で卒業。翌年、絵本『Slow Loris』(Red Fox刊)でデビューし、簡潔でウィットのきいた文章、ユーモアたっぷりに人物を描き出す大胆で斬新な絵で注目される
いずむらまり[イズムラマリ]
1972年東京生まれ。15歳のとき家族とアメリカ・コネティカット州へわたる。ニューヨーク州ハミルトン・カレッジ芸術学部在学中、絵本の挿絵に魅せられ、卒業後ニューヨーク・スクール・オブ・ビジュアル・アーツにてイラストレーションを学ぶ。帰国後、絵の制作、広告・雑誌のイラストレーションの仕事に励むかたわら、絵本の下訳の仕事に携わる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
77
地球に落ちてきた宇宙人の子ども。ピコビコ動く長い耳に目が三つ。トイストーリーに出ていた緑のやつにちょっと似てて、小動物みたいでかわいい。言葉がまったく通じないのにもかかわらず「独りぼっちは嫌」と積極的にアタックを開始。「ともだちになって♪」。宇宙を一人旅するにはタフでなくては。アレクシス ディーコンさんのやさしいタッチの絵がよかったです。2004年1月初版。2015/09/04
tokotoko
40
素直でストレートなタイトルです。読友さんの感想で読みたくなりました。この黄色い子はピークー。宇宙から地球に突然落ちてきました。一人ぼっちで。さみし・・・すぎる!!だから、一生懸命友達を探します・・・。“友達とは?”ってふと考えてみたくなる1冊でもあり。寂しがり屋のピークーに、「この本を読んだ人はみんなあなたの友達だよーっ!!」って伝えたくなる1冊でもあり。相手がどう思っても、好きだって思った時から“友達”はスタートしてるんだからぁー!喜ぼーっ!!って勝手に決めた1冊です。2015/09/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
地球におちてきた宇宙人のピーク―。さまようピーク―は独りぼっちが淋しくて、誰か友だちになってくれないかと探し続けると…。2023/03/16
遠い日
8
宇宙から来た、ピークー。宇宙船が落ちて、地球にひとりぼっち。迷子のピークーの友だち探しが始まる。大人はだめ。はなからピークーを拒否するか無視する。わかりあえたのは子どもたちだけ。孤独とやさしさ、喜びと思い出がピークーの心に残る地球での数日間。ちゃんと、ハッピーエンドなのが、いい。2014/08/19
二条ママ
7
次女6歳0ヶ月。図書館本。この星、大きい生き物みんないじわるで、小さい生き物は優しい、か。なら、この星には、まだ希望が残ってるね。2022/05/17