目次
1 政治
2 外交と戦争
3 経済
4 法
5 宗教
6 テクノロジーとSF
7 ジェンダー、セクシュアリティ
8 エンターテインメント
9 環境・エネルギー問題
10 人種とマイノリティ
著者等紹介
越智道雄[オチミチオ]
1936年愛媛県生まれ。明治大学名誉教授。日本翻訳家協会評議員、日本ポップカルチャー学会顧問、日本ペンクラブ会員(元理事、元国際委員長)
小澤奈美恵[オザワナミエ]
東京都立大学大学院人文科学研究科(英文)博士課程単位取得満期退学。1993~94年、米国ブラウン大学客員研究員。現在、立正大学経済学部教授
塩谷幸子[シオヤサチコ]
東京都生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得満期退学。専門分野はアメリカ文化と英語教育(特に、語学教育工学)。明治大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizimasu
7
こういう本ってコンスタントに出ていて読んでいて楽しいジャンル。おそらく最近の出版点数の増加は町山智浩さんの影響もあるのだろうか。それでもこの本に登場する作品の中にはノンフィクションや日本語化されていない作品もあるけど、どれもがアメリカ社会の現状を反映しているような作品の解説ばかりで興味深い。冒頭のオバマとリンカーンの話はもとより、ゼロダークサーティは海外ドラマのホームランドが好きだからぜひ観てみたい。ユダヤのアイデンティティに言及している作品もぜひ学んでみたい。よても映画意欲にかられる本。また寝れなくなる2015/06/07
ゆずこまめ
5
思っていたより真面目な考察、と言ったら失礼か。もっと軽い感じかと思っていたので…別に読みづらいわけではなく、オバマさんも含めたアメリカ社会に興味がわいてきます。2015/07/09
numainu
2
評価B2017/03/27
swu
0
映画を通じオバマ大統領時代のアメリカ社会の動向を解説する一冊。政治・経済・宗教・人種等のテーマ毎に幾つかの映画を取り上げ、様々な考察をしています。個人的にはバットマンシリーズ三部作に関する章が特に面白かった。バットマンを擬人化されたアメリカ政府と見た場合、ノーラン監督が映画に込めている真のメッセージは何なのか?新しい視点で三部作を改めて鑑賞したくなりました。アメリカという国について、気楽に学べたり発見が得られる点でお勧めの本です。バットマン以外にも見たい映画が色々出てきて…早速『インサイドジョブ』を鑑賞!2019/08/24