内容説明
今回のD・Pは、二十歳の新米OL村野理恵子。けっこうな美人なのに気が小さくて自信が持てず、いつだっておろおろ。首をぐらぐらと動かしてしまうのは、不安なときの悪い癖。そんな彼女が、たまたま殺人事件を目撃したことをきっかけに、惑星テーラから逃げ出した凶悪犯につけこまれ、悪夢に悩まされるようになった。理恵子の夢に出現したシェンとマエストロは、いかにしい彼女を救うのか…。長篇「目撃者」ほか、シェンの友人である謎のキャラクター、リップとの“別れ”を描く、中篇「D・Bたちの“穴”」を収録。宮部みゆきの大人気アクション・ファンタジー巨篇、第2弾が登場。
著者等紹介
宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年、東京都生まれ。87年、「我らが隣人の犯罪」でデビュー。『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『火車』で山本周五郎賞、『蒲生邸事件』で日本SF大賞、『理由』で直木賞、『模倣犯』で司馬遼太郎賞、『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞。ミステリーを中心に、時代小説、SF、ファンタジーなど、エンターテインメント小説の幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とら
32
宮部流ファンタジー第二巻。前巻を読んだのが大分前だったので、ついていけるかどうか不安だったけれど、案の定設定忘れてましたwでも雰囲気や空気感に乗っていってみると、どんどん世界観に浸かっていけました。こういう小説にも推理というか現実の要素を加える宮部さんのファンタジー。何というか、独特で良いなあ~。まあ、現実の要素が加わるから、必然的に暗くなることがあります。でもそういうのが宮部さんの良さなのかな?まだ宮部さんはファンタジーしか読んでないけれど..。ほかの作品も読んでみたくなりました。次巻も早々に読みます!2012/04/15
びぃごろ
9
夢の中でサクサク囚人確保の連作短編かと思いきや、シェン唯一の友(人?)リップが姿を消し、死刑囚でもいい奴とか、自信がないのに正義感が強いとか―今回はスッキリ解決せずに後々、復讐される可能性大で落ち着いていられない~(;´Д`) しかも母との対決も絶対ありそうだし・・・。あぁ話が深くなってゆく。2016/08/02
りす
4
リップの話も、殺人を目撃してしまったOLの話もなんだか後に続く感じ。前回読んだ内容をすっかり忘れている僕は、ドキドキしながら次巻へ。2017/02/20
RIENZI
3
2巻では、テーラの様子が見えてきて、シェンの過去が語られ、物語も動き出した感じ。リップは何故、そして何処へ消えたのか?理恵子は今後どう絡んでくるのか?2012/01/14
なぷ
3
二話目でファンタジーでありながら公判のあれこれや主人公の暗い面など、一般の宮部作品で見かけるような濃いぃところが出てきて、読み応えを感じた。後味悪いけどなー。2011/02/24