徳間文庫<br> 春色江戸巷談

電子版価格
¥479
  • 電子版あり

徳間文庫
春色江戸巷談

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784195993491
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

神田皆川町の〈竹床〉だの〈松の湯〉、それにめし屋の〈やなぎ屋〉などは、長屋の連中の溜り場だ。将棋をしたり噂話に花をさかせるのが、ささやかな楽しみなのだ。大工の勝蔵が、弟分の千代吉が近ごろ吉原がよいにうつつをぬかしていると聞かされたのも〈竹床〉だった。ふと思い当ることがあって勝蔵は…。江戸庶民の色模様を、老練、鮮やかな筆致で描いた情感あふれる時代傑作小説。

目次

小町とひょっとこ
惜しの弥次郎
女ひでり
宵闇
雨夜の窓
ひとつ覚え
青菜の塩

大潮
半刻
踏まれた草