著者等紹介
島田荘司[シマダソウジ]
1948年、広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃的なデビュー。名探偵・御手洗潔、刑事・吉敷竹史のシリーズを中心に人気作品を多数生み出し、本格ミステリー界に不動の地位を築く。多くの若手作家のデビューを後押しし、小説の他に冤罪救済など社会活動も多くこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あや
12
【図書館】何年振りかの再読でした。色あせないというか今でも素直に凄いと思える貴重な作品です。金田一を読んでいなかったら…というのがよく分かって少し悔しい。もう手一杯なのに、また新たなシリーズを追いかけたくなってしまいました。2012/06/26
那由多
11
至極単純なトリックなのに、目から鱗。思わず唸りました。御手洗潔は、シャーロックホームズを強烈に意識した人物設定。名探偵はこうでなきゃ。
mame
5
再読。御手洗潔シリーズを読み返し中。これはトリックも犯人も覚えていたけれどそれでも面白かった。今はできない犯罪だけれども。よくこんなトリック思いつくなぁと。ちゃんと色んなことに意味があって繋がるので最後は一気読みでした。最初の方の星座とかの話はよく分からないけれど占星術殺人事件だし必要だしね。ところどころ図解を出してくれる親切設計、ありがたい。2024/10/09
みるく
4
新年一発目からスゴいのを読んでしまった。 御手洗探偵のデビュー作。 解答を見れば(なるほどね)となるのだが、それにしてもかなり手強いトリックで40年間、誰一人解けなかったのも頷ける。 『斜め屋敷』も凝っていたが、こっちの方がより上回ってる気がする。 今年も色々なジャンルに挑戦して、昨年より多く本を読むぞ。2025/01/06
いおむ
4
読んでいたら既視感…??あれ、この事件知ってる(゚▽゚*) どうやら30年位前に読了。アハはははは(苦笑)でもネタ以外は完璧に忘れていたので楽しく読めましたO2015/03/20