26字詩 どどいつ入門―古典都々逸から現代どどいつまで

26字詩 どどいつ入門―古典都々逸から現代どどいつまで

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  • サイズ B6判/ページ数 280p
  • 商品コード 9784194033419
  • NDC分類 911.66
  • Cコード C0076

内容説明

どどいつ作ってストレス解消!俳句・短歌・川柳はもう古い?!NHKラジオ文芸選評「折りこみどどいつ」選者をつとめる著者が、この道30余年の蓄積を傾注してつづるホンネの歌“26字詩”づくりのすすめ。古今の秀句680余を収録!

目次

1章 現代どどいつ顔見世披露
2章 都々逸というものの性格
3章 都々逸ぶしの生いたち
4章 都々一扇歌について
5章 7775という歌型のながれ
6章 私撰古典都々逸集
7章 文明開化と都々逸
8章 自由民権と都々逸
9章 団珍都々逸から俚謡正調へ
10章情歌から都々逸、そして街歌へ
11章 英仏に紹介されたどどいつ
12章 私撰現代どどいつ詞華集
13章現代どどいつのすすめ
14章 折りこみどどいつの効用

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冬木楼 fuyukirou

15
数年前まで興味が無かったのに近頃マイブームの都々逸。和歌狂歌俳句川柳と違い埋もれた存在なのは市立図書館の蔵書検索でも明らか。「・・・とドイツ」でヒットしてしまう本が多過ぎて「どどいつ」本は10冊も無い。でもね、1986年発行なのに私が興味を持った今現在までちゃんと書棚にあるって素晴らしい!誰でもアクセスできる「資料の保管場所」として図書館はやっぱり重要ですね。 1986年当時どどいつ最先端の著者による「どどいつ」の歴史解説(?)とどどいつ作品の紹介。読んでいるうちに思考が四三・三四・四三・五になってきた。2020/11/10

sun

4
三味線と都々逸を趣味にしようという夢がある。都々逸に関する本は少なく、この本は貴重。歴史がよくわかる。読んでて都々逸が廃れていくのもわかる。なにか文芸的に高尚に、と方向が向いてる。座敷の戯言でよい。 「梅はきらいよ桜もいやよ ももとももとの間(あい)が良い」2015/12/31

ろびん

2
三千世界の〜位しか知らないレベルでしたが、面白いですね!リズムがとても良いな。2020/01/24

残心

0
都々逸は、短歌や俳句、川柳に比べて、かなりマイナーな存在です。 しかしこのまま消えていくのはまったく惜しい文芸だと思います。 この本は、都々逸を知るうえで非常に貴重なものとなっているようです。 2017/11/23

六万丹

0
幾度めかの再読。古典から現代の都々逸の流れ、文明開化と自由民権、海外への紹介・翻訳事例など豊富な話題を提供する資料。「6章 私撰古典都々逸集」がもう少し充実しているとなお良かった。2012/05/11

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