内容説明
大恐慌を生き延びたアトランタ商人“100年の知恵”が一読瞭然。時代を先どりしたアイデアの勝利史。
目次
序文 コカ・コーラというプリズムを通した世界史
第1部 草創期
第2部 生き残り戦略
第3部 黄金時代
第4部 約束の地でのトラブル
第5部 21世紀への挑戦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
プチプチ
3
近所の真っ赤な自動販売機には"Enjoy!Coca-Cola"の文字が。最近だと東京オリンピックの聖火リレーパートナーになったとか。あらゆる所に広告を出して"お馴染み"になることが最重要、と早々気がつくなんて経営のセンスも抜群だったんですね。これだけ繁栄した会社の社歴はまるでフィクションのようで、とても刺激的でした。2018/08/30
ıɯɐɯɐ‾oʇɐs
2
巷にあるコカ・コーラ黒歴史的な話の元ネタ。岡田斗司夫さんの動画きっかけで手に取りました。コカ・コーラ誕生秘話から広告・市場戦略、会社役員の思惑や交代、国家権力との付き合いや世界進出。社史には載っていないことも含め、文字通りコカ・コーラ帝国の歴史が網羅されています。雑学的な興味のある方、社会科学で大衆について興味ある方には琴線に触れるものがあるかと(やや大げさですが笑)コカ・コーラを通して見た米国の歴史の本だと思う。とてもボリュームがあり情報量も多く、読み飛ばしは困難かと。読みごたえ◎2020/10/04
青木潤太朗
0
「たとえ世界に背を向けて、人を疎んで、国を捨てて、森を越えて、世界の果ての山小屋を目指しても、そこの売店にはコカコーラがある。決して逃げられない」 言われてみれば、恐ろしいことだな、と。コーラってすげえ、と感慨深くなり、コーラ飲みたくなります2013/06/05
○
0
コカコーラ社と世界の飲料市場について改めて情報をインプット。コカコーラがなくなっても代替できる物があると思っている人も多い思うが、ニューコーク事件を知れば、代替はあり得ないほど、生活に入り込んでいることに驚愕するだろう。2012/06/23
ide
0
コカコーラは歴史を作ってきた。 アメリカで最初の製造物責任保険、市場調査、製品のイメージが製品そのものより重要だということに気づいた、工場衛生、人種問題、マスコミ・映画・著名人を活用した宣伝、サンタクロースまで広告塔に、等。 掃除などしても無駄、翌日には同じ状態になる、という瓶詰め業者に対して「自分の尻は拭くだろう?」 ファンタは、ドイツ語のファンタジーから命名された。 労働者問題ではヒラリー・クリントンも登場。 ペプシはファーストフード企業へ。 インドネシアは酒を飲まないイスラム教徒が多いので「清涼飲料2012/03/03