内容説明
鑑賞とは、あたかも人と人とが出会うように、作品を通じて、その時代や様々な文化に出会っていく作業と言えます。本書では、世界そして日本の美術の中から、比較的子どもたちが関心を持ちやすい作品を取り上げ、自主研究の出来る鑑賞カードとしてまとめました。後半には、鑑賞サポートとして、作品・作者スタディをもうけ、作品の概要を示しました。また、実際の授業における子どもたちの回答例や感想、解説を、鑑賞チャートとして取り上げました。
目次
日本の美術(紐文様の甕と丹彩の壺;日本での仏像の展開;一休宗純像;狩野永徳「唐獅子図屏風」 ほか)
世界の美術(西洋での静物画の展開;ミケランジェロ「ダヴィデ」;ラファエロ「アテネの学堂」;アルチンボルド「秋」 ほか)
日本と世界の美術史年表をつくろう
著者等紹介
神吉脩[カンキオサム]
1947年生まれ。早稲田大学卒業。兵庫県加古川市立山手中学校教諭
竹井史[タケイヒトシ]
1959年生まれ。神戸大学大学院教育学研究科修了。富山大学助教授
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