内容説明
本書は、実践を通した音声言語の具体的指導例を数多く示すことによって、国語科の授業は言うに及ばず他教科、行事を含む学校教育活動全般の活性化を図るための参考資料としての役割をもつもの。音声言語による表現力の向上をめざした取り組みが、「生きて働くことば」の質的な転換を促し、総合学習・横断的学習を視野に入れた活動内容や学習形態等について改善を図ることによって、これからの学校を活性化するためのヒントにつながればという願いを持って教材例を開発している。
目次
話すこと・聞くことの指導のアイディア82(お話玉手箱だよ;お豆で話せば楽しいよ;即席ニュースをつくろう!;わぁーい結婚式だ!スピーチだ!!;カセットブックをつくろう ほか)
音声言語単元学習指導案(題材名『絵描きゲームをしよう』;題材名『ブックトークを楽しもう』;題材名『電話のかけ方』)
学習指導要領における「話すこと」の指導目標と内容
学習指導要領における「聞くこと」の指導目標と内容
「話すこと」・「聞くこと」指導による効用
話す力・聞く力を高める方法
学校生活における「話すこと」「聞くこと」指導の場