内容説明
本書は、ＴＯＳＳ大阪みおつくしと、漢字文化の授業を研究されている全国の先生方との協力により完成させた本である。漢字をより楽しく、より知的に教えたい、という向山洋一氏の意向に賛同し、漢字文化の授業について各地で実践してきた。その成果を“授業メニュー”として２０種収録している。子どもが漢字をもっと好きになり、かつ漢字の力をつける授業のヒントが満載である。
目次
１ 基礎基本を鍛える漢字文化の授業（新出漢字を漢字文化で効果的に教える方法：低学年―２年生「あったらいいな、こんなもの」を漢字文化で；新出漢字を漢字文化で効果的に教える方法：中学年―漢字文化で漢字に親しみを持ち、新出漢字を楽しく覚える；新出漢字を漢字文化で効果的に教える方法：高学年―少しずつ、毎時間、継続して取り組むことだ ほか）
２ 子どもも保護者もとりこになる漢字文化の授業（楽しみながら漢字の構造を理解する漢字文化ゲーム―漢字の構造を楽しみながら理解する字謎の授業；子どもが熱中する漢字文化の自学メニュー―どの子も熱中！漢字文化の自学メニュー；漢和字典を使った漢字文化の授業―ゲーム・クイズ・パズルで何度も楽しく漢和字典！ ほか）
３ 子どもの失敗・教師の失敗から創る漢字文化の授業（あの「気になる子」も熱中する漢字文化の授業―漢字のシャワーでみんな漢字博士！；筆順を間違えないようにさせる漢字文化の授業―まぎらわしい部首も成り立ちを知ることで区別がつく；読みを間違えないようにさせる漢字文化の授業―漢字を語り、読み先習をすすめると漢字は正しく読める ほか）
著者等紹介
神谷祐子［カミタニユウコ］
１９６１年６月大阪市生まれ。大阪教育大学卒。現在、大阪市立九条東小学校勤務。「ＴＯＳＳ大阪みおつくし」代表、「みおつくしレディースサークル」代表
岩田一博［イワタカズヒロ］
１９７４年１２月滋賀県生まれ。１９９７年３月青山学院大学卒。２０００年４月大阪市立西九条小学校勤務。２００１年３月より「ＴＯＳＳ大阪みおつくしサークル」所属。サークル発行の漢字文化研究冊子・『漢字文化トークライン』事務局員
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