内容説明
義務教育の場合は、能力差や得意、不得意、関心のあるなしなどを超えて、何とか基礎・基本を修得させることが要請される。その修得したかどうかを判断する手掛かりが学力評価の評価規準である。そして、それは観点別学習状況の評価を基本とし、それを踏まえて行うことになる。本書は、そうした評価の絶対評価化に伴って要請されている評価規準づくりをどのように進め、見直し、改善していったらよいか、その手順や方途を具体的に提示しようとしたものである。
目次
1章 中学校社会科の評価の課題と改善の方向
2章 中学校社会科の絶対評価規準の実際(地理的分野の絶対評価規準づくり;歴史的分野の絶対評価規準づくり;公民的分野の絶対評価規準づくり)
3章 評価規準に基づく評価のポイント
4章 観点別評価と評定
著者等紹介
渋沢文隆[シブサワフミタカ]
信州大学教育学部教授
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