内容説明
「勉強が分からない子」と正対することから授業を組み立てる。出発点は「問題」を「自分なりに受け止め」ることから始まる!そして、子どもに多くのことを考えさせる場をつくっていけば、PISA型学力テストB問題への対応もムリなく進められる、ヒントを紹介。
目次
1 五年 難問システムで知的に展開せよ(原則を身につけるから個性も生きてくる―東京書籍「小数のしくみ」;シンプルな構造にする―啓林館「計算の見積もり」;たまの練習問題は「難問選択システム」(もう一つの向山型)の思想で―啓林館「円の練習問題」
サークルでの模擬授業こそ、最上の授業上達への道 一年間のサークル模擬授業は、百年間の学校の研究授業に勝る―東京書籍「速さの表し方」
子どもに多くのことを考えさせよ―啓林館「ひし形の面積」 ほか)
2 六年 小学校の集大成PISA型・学力テストB問題への対応(子どもに考えさせる―啓林館「トンネルを通過する電車」;PISA型、学力テストB問題への対応―東京書籍「比例」;個別評定で授業を展開する―東京書籍「算数卒業旅行」;面積図を分かりやすく活用する―東京書籍「鶴亀算」;キーワードをどう授業するのか―東京書籍「平均」 ほか)
著者等紹介
向山洋一[ムコウヤマヨウイチ]
1943年9月15日生まれ。1968年3月東京学芸大学社会科卒業。2000年3月東京都大田区立多摩川小学校退職。教育技術法則化運動代表、千葉大学非常勤講師、上海師範大学客員教授、日本教育技術学会会長、日本言語技術教育学会副会長。月刊『教室ツーウェイ』『向山型「算数」』『向山型「国語」』編集長。月刊『教育トークライン』、隔月刊『ジュニア・ボランティア教育』編集人。日本一のインターネット教育情報ポータルサイトTOSSランド代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KTakahashi