出版社内容情報
「手のかからない子」「リーダーでない子」…そんな学級の子たちに知らず知らず貼ってしまう「その他大勢」のレッテル。誰一人置き去りにせず、子どもたちが仲間として支え合い、真に協働できる学級をつくるための仕組みと教師のかかわりを、NG→OKで具体的に解説。
内容説明
「その他」ではなく「この子」。・教師の手がかからない子・目立つ行動をとらない子・リーダー的存在でない子…を、知らず知らずひとまとめに捉えていないか?誰一人置き去りにせず、真の協働を実現する学級のしくみと教師のかかわりがわかる!NG→OKで事例解説。
目次
1 なぜ学級に「その他大勢」の子が生まれるのか(「その他」の多様性に目を向けない―「その他」の中身を見ようとしない;子どもを評価するものさしが少ない―一つの基準で一人が評価する ほか)
2 子どもを「その他大勢」にしない教師のかかわり 10のポイント(風呂敷のように子どもたちを包む;問いを共有する ほか)
3 子どもを「その他大勢」にしない学級づくり 10のポイント(温泉のような学級をつくる;学級リーダー・フォロワー・サポーターの姿を捉える ほか)
4 NG×OKで考える子どもを「その他大勢」にしない学級づくり(時期別の学級づくり;学級活動;授業づくり;その他の活動・行事;場面別の指導)
著者等紹介
川端裕介[カワバタユウスケ]
現在、北海道函館市立亀田中学校に勤務。1981年札幌市生まれ。北海道教育大学札幌校大学院教育学研究科修了(教育学修士)。函館市中学校社会科教育研究会研究部長。NIEアドバイザー。マイクロソフト認定教育イノベーター(MIEE)。社会科教育では、平成24年度法教育懸賞論文にて公益社団法人商事法務研究会賞、第64回読売教育賞にて社会科教育部門最優秀賞、第29回東書教育賞にて奨励賞などの受賞歴がある。また、学級通信を学級経営に活用し、第13回「プリントコミュニケーションひろば」にて最優秀賞・理想教育財団賞、第49回「わたしの教育記録」にて入選などの受賞歴がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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