内容説明
学校生活は思いもよらないトラブル続きがあたりまえ。子どものためにかけた(と思った)一言が逆効果!ぎろりとにらまれてしまった…なんてことも。さらに、そんなタジタジした様子を周りの子がジッと見ていたり…。思春期の子どもは体や心が急激に変化し、大人になる過程で、身近にいる大人を厳しく見ています。本書のタイトル『トラブル対処術』は絶対的な対処法ではなく、忍術のようにしなやかに対処するための術です。ぜひ、本書の忍術が先生をトラブルから遠ざけますように…。トラブルが子どもたちとの関係をつくるチャンスとなりますように…。
目次
第1章 みんなで確認したい教師の基本姿勢(よく観る;信念を持つ;自分ができることをやる;子どものアプローチを受け取る;大成功の中にある失敗を探す ほか)
第2章 NG対応→OK対応で学ぶトラブル対処術(生活;授業・学習;教師と子ども;友だち関係;保護者対応)
著者等紹介
福地孝宏[フクチタカヒロ]
1962年、名古屋市に生まれる。愛知教育大学を卒業後、名古屋市立公立中学校教諭として勤める。1997年、教育に関するHPを開設し、その1つ『若手教師のワンポイント・レッスン』で教育技術を一般公開。全国から相談、授業参観、講演に応じる。2017年現在、名古屋市立萩山中学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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