内容説明
情報通信の南北問題解決のために日本は何をなすべきか。情報通信の南北格差を是正するためにはどうすればよいのか、21世紀に向けて我が国が採るべき道を10項目にわたり提言した。情報通信に関心を抱くすべての人の必読の書。開発途上国に対する電気通信分野の国際協力に関する研究会(座長永井道雄)からの提言。
目次
第1章 我が国の電気通信分野の国際協力の意義(国際協力の理念;電気通信分野の国際協力固有の意義;通信政策の観点からみた国際協力)
第2章 我が国における電気通信分野の国際協力の在り方(電気通信及び電気通信プロジェクトの特徴を踏まえた協力;国際協力推進体制の強化;プロジェクト・ファインディング体制の強化;ソフト面での協力の重要性;資金面での協力;協力形態の多様化)
第3章 提言
資料編(付属資料;海外現地調査結果;「開発途上国に対する電気通信分野の国際協力に関する研究会」委員;「開発途上国に対する電気通信分野の国際協力に関する研究会」;専門委員会委員;研究会及び専門委員会の検討状況)