出版社内容情報
カメムシはくさい!と思っている人に見ていただきたい写真絵本。美しいカメムシと不思議な卵の形などを楽しむことができます。
内容説明
カメムシってくさいむし?においをだすことはあるけれどとってもきれいなむしなんです。カメムシのくらしをしょうかいします!幼児から小学低学年向き。
著者等紹介
新開孝[シンカイタカシ]
1958年、愛媛県生まれ。高校生の頃から蝶の生活に魅せられる。愛媛大学農学部で昆虫学を専攻。卒業後上京し、教育映画の助手などの仕事を経て、フリーの昆虫写真家として独立。昆虫の多様で不思議な生態を掘り下げ、独自の視点から撮影し、今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
69
最近我が家の壁にカメムシが凄く名前を知りたくて読んでみましたが、幼虫がひしめき合ってるのは無理( ; ; )娘は楽しめたようです。2020/11/19
Kawai Hideki
69
カメムシの本など借りる気は毛頭なかったのだが、表紙をテントウムシと勘違いした娘がご所望したので借りてきた。読んでみるとむちゃくちゃ面白かった。特にいろんなカメムシの卵と幼虫が美しい。ナガメの卵は、壺のような形状で、ご丁寧に壺のフタやワンポイントのマークまであって芸が細かい。幼虫も飴細工のような色。また、ミカンキンカメムシの卵はエメラルドグリーンの飴玉、オオキンカメムシの卵はまるでイクラ。娘は何かうまいものの写真だと思ったらしく「おいしいね〜」と言いながら食べるマネをしていた。黒歴史にならなければ良いが。2014/09/28
kinkin
43
図書館本 カメムシ、普段見かけるやつは地味な色をしてみんなのところにやってくると、とても嫌がられる。カメムシは考えた、私が何をしたというのだろう? ・・・と東海林さだおさんならこんな出だしかもしれない。いろとりどりで皆甘くていいにおいなら喜ばれただろうに。ところでいつも思うのは小さいからだであれだけのニオイを発するというのは人間に置き換えたらどれくらいの力を持つだろう。地下鉄に一両目なら最後尾の車両までニオウのか・・どうでもいいことだ* * カメムシの卵や幼虫を追い続けて本にまとめた著者に敬服の一冊。2014/10/14
たまきら
23
美しさにひかれて。オタマさん「あってみた~い!」田植えの時絶対会えると思う。くさいよ、と言ったら「どくだみもさわれるし大丈夫」とのこと。ああ、そうだったねえ。何度も何度も読み返していた。2016/06/06
サルビア
23
カメムシってくさいからきらい、という人は多いかもしれませんが、この本のカメムシを見ると、認識がかわるかもしれません。きれいです。2015/06/09