出版社内容情報
2015年大河ドラマで要注目! 久坂玄瑞、伊藤博文らを育てた「松下村塾の熱血教師」の激しい生涯。全集編纂者による名著復活。
2015年大河ドラマで要注目! 亡命、ペリー直訴事件、老中暗殺計画、絶食、二度の獄中生活、そして死刑。高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文ら多くの志士を育てた「松下村塾の熱血教師」の激しすぎる生涯を細大漏らさず記録した『松陰全集』全十巻編纂者による唯一無二の評伝が復活。動乱の幕末に散った思想家の実像とは――(解説・小島毅)
内容説明
理想に燃えた革命家か、血気に逸った莫迦者か、偉大なる危険人物!『吉田松陰全集』編纂者による決定版評伝。
目次
第1章 山鹿流兵学師範時代
第2章 遊歴時代
第3章 第一回在獄時代
第4章 幽室時代
第5章 再獄時代
第6章 殉難前後
第7章 流風遺響
吉田松陰年譜略
著者等紹介
玖村敏雄[クムラトシオ]
1896(明治29)年‐1968(昭和43)年。教育学者。山口県生まれ。1915(大正4)年山口県師範学校本科第二部卒業後、小学校訓導となる。1920(大正9)年広島高等師範学校教育科に入学、卒業後、高等女学校教諭となる。1924(大正13)年広島高等師範学校徳育専攻科に再入学。1926(大正15)年広島師範学校教諭、1929(昭和4)年広島高等師範学校講師、翌年、教授となる。『吉田松陰全集』(岩波書店)の編纂委員を務めたのち、1944(昭和19)年文部省教学官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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