出版社内容情報
鎌倉時代には京、鎌倉と権力の中心は二つあった。鎌倉幕府と親密に付き合った貴族が朝廷で権勢を誇っていたことを明らかにする。
これぞ鎌倉時代研究の名著!
鎌倉時代には京、鎌倉と権力の中心は二つあった。鎌倉幕府と親密に付き合った貴族が朝廷で権勢を誇っていたことを明らかにする。
内容説明
謀反、密告、暗躍、頼朝も後醍醐天皇も無視できなかった優雅で強かな公家たちの実像。日本中世史研究の金字塔!
目次
鎌倉時代概観
源頼朝の京都憧憬
元寇の防衛と国民精神の昂揚
寿永の践祚
清原頼業の局務活動
皇室の文化事業
村上源氏の使命と通親の業績
承久の変の遺響
西園寺家の興隆とその財力
弘安の御願について
後嵯峨院の素意と関東申次
著者等紹介
龍粛[リョウススム]
1890(明治23)年‐1964(昭和39)年。日本史学者。静岡県生まれ。1915(大正4)年、東京帝大史学科卒業。翌年東大史料編纂掛(現・東大史料編纂所)に入り、1922(大正11)年史料編纂官として『大日本史料』第5編(鎌倉時代後期)の編纂に従事する。1938(昭和13)年史料編纂所所長に就任。1950(昭和25)年、史料編纂所の機構改革とともに所長兼東大教授となる。1951(昭和26)年定年退官し、日本大学教授
本郷和人[ホンゴウカズト]
1960(昭和35)年、東京生まれ。東京大学史料編纂所教授。『大日本史料』第五編を担当。東大文学部・同大学院で石井進氏・五味文彦氏に師事し、日本中世史を学ぶ。専攻は中世政治史、古文書学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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