ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い一〇分間の大激論の謎

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  • サイズ B6判/ページ数 392,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480847157
  • NDC分類 133.5
  • Cコード C0010

内容説明

偉大な二人の哲学者の生涯ただ一度の出会い―灼熱した言葉の応酬…そして火かき棒が一閃する。両者の間に横たわる深淵を探りながら、二十世紀中欧の知識人を襲った過酷な運命の軌跡をたどる。

目次

「火かき棒事件」
くいちがう証言
ウィトゲンシュタインの魔力
魔法つかいの弟子たち
第三の男、バートランド・ラッセル
ケンブリッジ大学哲学科
ウィーンという都市
ウィトゲンシュタイン宮殿のコンサート
かつてユダヤ人として
ポパー、『わが闘争』を読む
少しだけユダヤ人
ルキ坊やの活躍
哲学者シュリック、ウィーンに死す
ポパーとウィーン学団の関係
燃えあがる松明のような男、ポパー
裕福で哀れな少年、ウィトゲンシュタイン
学問界でキャリアを築く
哲学的パズルという「謎」
H3号室で問題になったこと
「悪しき哲学者」対「大嫌いなテーマ」
「火かき棒事件」の夜を再現すると
真相解明に挑む
すべてのものに栄光を

著者等紹介

二木麻里[フタキマリ]
1960年生まれ。上智大学外国語学部卒業。翻訳者・編集者。学問・芸術案内サイト「アリアドネ」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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