出版社内容情報
零戦を設計した堀越二郎をモデルに、堀辰雄の小説にも着想を得て作られた。これを最後に宮崎駿が一度は引退発表した作品を読み解く。実在の人物である零戦の設計家、堀越二郎をモデルに、堀辰雄の小説『風立ちぬ』にも着想を得て描かれた、宮崎駿原作・脚本・監督による2013年公開の作品。
国内外で高い評価を受けた本作について、柳田邦男をはじめ、武田頼政、小橋めぐみ、岡崎琢磨、岩宮恵子、半藤一利らが読み解く。
スタジオジブリ[スタジオジブリ]
著・文・その他
文春文庫編集部[ブンシュンブンコヘンシュウブ]
編集
内容説明
飛行機に憧れる少年、堀越二郎は、夢の中で飛行機の設計家・カプローニと邂逅し同じ道を目指す。関東大震災で出会い、避暑地で再会した菜穂子と恋に落ちるが、彼女は結核に侵されていた―零戦を設計した堀越二郎をモデルに描き、国内外で高い評価を受けた本作を、柳田邦男、武田頼政、小橋めぐみ、岡崎琢磨らが読み解く。
目次
ナビゲーター・柳田邦男―夢がついえた後に残るもの
1 映画『風立ちぬ』誕生(スタジオジブリ物語 力を尽くした『風立ちぬ』。その後の引退と再始動;鈴木敏夫―数々の葛藤や偶然の末に生まれた;宮崎駿―企画書「飛行機は美しい夢」 ほか)
2 映画『風立ちぬ』完成報告会見(特別収録 ファンタジーを作れない時代に“力を尽くした”映画 庵野秀明×松任谷由美×宮崎駿 司会:中山秀征)
3 『風立ちぬ』の制作現場(作画監督・高坂希太郎―カットの表現力こそ宮崎映画の真価;美術監督・武重洋二―今まで以上に思い切りが必要でした;色彩設計・保田道世―試写を観て清々しい気分になりました ほか)
4 作品の背景を読み解く(viewpoint 武田頼政―わずかな零戦の登場シーンに心が揺さぶられる理由;小橋めぐみ―美しい風;岡崎琢磨―美しき愛と生への礼讃の物語 ほか)
感想・レビュー
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ねこさん
はるき
akihiko810/アカウント移行中
ジブる
舟華