文春文庫<br> 戦士の遺書―太平洋戦争に散った勇者たちの叫び

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文春文庫
戦士の遺書―太平洋戦争に散った勇者たちの叫び

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167919252
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

日本人とは、国とは、家族とは何か――太平洋戦争に散った二十八人の軍人の遺書をもとに、各々の人物像、死の歴史的背景へと迫る。

内容説明

山本五十六の怒り、阿南惟幾の覚悟、栗林忠道の勇敢、井上成美の孤高…太平洋戦争に散った男たちの最期の言葉には、家族、友、国への計り知れない思いが滲み出る。昭和史研究の第一人者が軍人28人の遺書の壮絶あるいは清冽な言葉の数々を拾い上げ、歴史的背景と人物像を明らかにする傑作列伝。

目次

戦艦大和に殉じた“特攻”艦隊司令長官(海軍中将・伊藤整一)
十万人の部下に玉砕を命じた剛毅(陸軍中将・安達二十三)
対米英戦に反対して名将の覚悟(海軍大将・山本五十六)
玉砕強要の軍司令部命令に抗す(陸軍少将・水上源蔵)
サイレント・ネイビーに徹した生涯(海軍大将・井上成美)
戦犯裁判を第二の戦場として闘う(陸軍中将・岡田資)
押しつけられた偶像「特攻の父」(海軍中将・大西瀧治郎)〔ほか〕

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
昭和5(1930)年、東京に生れる。作家。28年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5(1993)年「漱石先生ぞな、もし」で第12回新田次郎文学賞、10年「ノモンハンの夏」で第7回山本七平賞、18年「昭和史」(全二巻)で第60回毎日出版文化賞特別賞、27年第63回菊池寛賞を受賞。令和3(2021)年1月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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イプシロン

30
28人の軍人の遺書と、それにまつわる著者の所感が述べられたもの。当然のことながら全員の自決に肯定的にはなれなかった。終戦後特攻出撃した宇垣纏には以前から嫌悪感しかなかったが、今回もそうした感覚は覆しようがなかった。22人の部下を道連れにせず、自分一人で自決すればよかったじゃんとしか思えない。未だ自我を持たないであろう幼い子供を道連れにする自決も決して許せない。しかし、涙なしには読めない人物達もいた。上原良司、大田実、山下奉文である。上原は著者をして「国民的熱狂が何を生むのかの教訓として、永遠に考えつづけて2023/06/24

鐵太郎

16
単行本として1995/1に刊行され、1997/8に文庫化され、著者逝去後の2022/8に新装版として再刊行されたもの。読んでいなかったことに気づいて開いてみて、伊藤整一提督の長女夫妻への遺言に言葉を失いました。国定謙男海軍少佐とか、その死生観と最期にどうしても納得できない人もいるが、(一人を除き)あの戦争の中で死んでいった男たちの生きざまと言葉は重すぎます。特に不本意な中で毅然として死を迎えた方々について。阿南惟幾大将のあの言葉の意味について、初めて納得できる説明を得られました。忘れてはいけない歴史です。2022/10/13

文太

6
海軍、陸軍の中心。指揮官や参謀、大臣などの遺書を集めた作品。有名どころも多く、知っている人も何人かいた。徴兵された兵士ではなく、自ら軍人になることを選び、そして大戦争の指揮をとった人物達は何を想い死んだのか。現在の価値観では相容れぬものも確かにあるが、だからといって批判もできない。彼らは信念を持ち、立派に職務を全うしようとし、最期を迎えた。ほんの少しだけでも彼らの考え方や信念に触れられて良かった。2023/08/28

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