出版社内容情報
博多を訪れた坂崎磐音は、武芸者に囲まれた若侍と娘を助けるが……。一方、江戸では、友人の品川柳次郎が家廃絶の危機に悩んでいた。
内容説明
豊後関前藩を後に、商人箱崎屋次郎平の招きで博多を訪れた坂崎磐音とおこん。玄界灘に臨む荒戸の浜を見物した際、武芸者に囲まれた若侍と武家の娘を助ける。二人は人には言えない秘密を抱えている様子で…。一方、江戸・本所の品川柳次郎は、放蕩に耽る父と兄の責で、お家廃絶の危機に悩んでいる最中、思わぬ人と再会する。
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する。著書多数。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
103
決定版22作目では主人公が自分の故郷での仕事が終わりその関係で博多の商人の家に滞在してまた事件に巻き込まれたりします。江戸では主人公の友人の家が廃絶になるかの危機も主人公の人のつながりなどで無事におさまります。新・シリーズ(初午祝言)につながる話が出てくるようです。2020/01/12
とし
81
決定版・居眠り磐音「荒海ノ津」22巻。舞台は豊後関前藩から筑前博多へ、磐音さんの行くところいろいろと起こりますね、箱崎屋と関前藩との橋渡しも行い、後半は品川柳次郎さんの身辺が、お家廃絶の危機と柳次郎の明るい話題が登場し、江戸での状況と博多の2部構成楽しく読めました。2020/09/11
yamatoshiuruhashi
32
磐音とおこんさんは大分関前藩に一時の里帰りをして仮祝言。ここでもひと働き。そここあら乞われて博多へ。博多では江戸の名声も人脈も役立たず、この一編は初心に帰ってのチャンバラ人情ものとなった。片や磐音不在の江戸では品川柳次郎がお家廃絶の危機と女性がらみの事件に巻き込まれるが、これは磐音に繋がる人脈のおかげでめでたしめでたし。水戸黄門がお側用人速水右近に代わっただけで、お茶の間時代劇のマンネリ型に入っているがそれだけに安心感と爽快感を与えてくれる。やっぱり時代劇は勧善懲悪と義理人情ですねぇ。2020/01/17
HMax
31
豊後関前を出て、博多、福岡に逗留した磐音とおこんさん、さっそく事件を呼び込む磐音。以前もどこかで駆け落ちの侍と同じようなシチュエーションがあったような。今回は鐘四郎の甘い一言「それがし、所帯を持つということがかようにも楽しいこととはかんがえもしませんでした」、いつまでそういっていられるか。種無しカボチャといわれないように頑張ってください。最後は、水戸黄門のような、「某の顔がわからぬか!」「はて、誰かねえ、ええい斬り捨ててしまえ」2026/06/02
かいちゃん
22
柳次郎、よかったね〜。やっぱお天道様は見ていてくださるね。 幸吉もサマになってきたようだね。2026/03/01




