出版社内容情報
縫箔職人を目指すおそめに、幸吉の胸は騒ぐ。師範の本多鐘四郎は突然の縁談話に、昔日の幼馴染みの顔が浮かぶ。春、それぞれの想い。
内容説明
改築中の佐々木道場の地中から古甕が見つかった。その中身に瑞兆を感じ、胸が高鳴る坂崎磐音だったが、身近な人々に心配は尽きない。縫箔職人に憧れ、悩むおそめ、忍耐の修業が続く幸吉、突然の縁談に戸惑い、思いを残す幼馴染みを訪ねんとする道場師範・本多鐘四郎…。彼らの幸せを願い奔走する磐音を、謎の武術家が襲う!
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する。著書多数。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
92
決定版・居眠り磐音「捨雛ノ川」18巻。今津屋で1年奉公を無事勤め上げたおそめが新たな道に進み、おそめの幼馴染み幸吉もなんとか宮戸川の鰻職人として頑張るようです、佐々木道場の住み込み師範本多鐘四朗も春がと慶事が沢山有りの巻でした。2020/09/01
KAZOO
91
この巻では主人公の通う佐々木道場の師範に婿入りの話が出てきます。また両替屋に奉公していた娘が1年たちなくてはならない奉公人になっているのですが本人の希望は職人になることでやめることになります。その妹が代わりに来ることになったり両替屋に子供ができたり、主人公があるいは道場開きの対抗戦で悩んだりと普段の生活が中心となっています。このような話も結構楽しめます。2019/11/19
yamatoshiuruhashi
34
おそめちゃんが異例の今津屋での一年奉公を終えて職人の道へ入っていく。幸介も鰻職人の道に腰を入れて精進しなくちゃね。お互いを気遣いあう幼馴染の二人がこの先、良い家庭を持ってくれるなら良いなと思いつつ読了。然し本多師範の婿入りも決まり、おこんさんとの仲も公認、幸せムードの中に落剝した本多の幼馴染も出てくれば相変わらずの決闘場面もあり本筋は外しません。今回は抜け荷の一味にいる拳法を使う唐人が出現。本来は居てはならない外国人故に船上か悪役の妾宅に閉じ込められるフラストを考えると動物園の熊のようで哀愁も漂う。2019/11/13
HMax
29
今回の主役は何と言っても佐々木道場師範の本多鐘四郎の恋。磐音と鐘四郎にちょっかいを出すとは命知らずにもほどがある。おそめちゃんの今津屋奉公も早一年、縫箔職人の奉公が決まり、幸吉の鰻職人修行も様になってきた。2026/03/20
かいちゃん
22
さてさて。磐音とおこんさんももうすぐ、おそめちゃんも決まったし、師範もとんとん拍子。いい巻だったわ2024/09/30




