出版社内容情報
没後二十年を機に編まれたムックに「オール讀物」掲載のインタビュー記事・座談会等を追加。永遠に愛される藤沢文学を語りつくす。藤沢周平が遺した小説には、市井の人々のささやかな喜びや悲しみ、生きる上での矜持が描かれ、今なお読む者の心をとらえて離さない。
没後20年を記念して編まれたムック「藤沢周平のこころ」が、待望の文庫化! 構成を一部変更し、更に充実した永久保存版。
○名プロデューサーと長女の語る、ありし日の姿「石井ふく子×遠藤展子」対談。
○「暗殺の年輪」で第69回直木賞受賞(1973年)全選評+受賞者インタビュー。
○昭和2年生まれ同士「城山三郎×藤沢周平」対談。
○〈代表作時代小説〉(文藝家協会編)に掲載された「作者のことば」20篇。
○選考委員大座談会「直木賞のストライクゾーン」
○熱愛座談会「松岡和子×あさのあつこ×岸本葉子」
○エッセイ「私が愛する藤沢周平」上橋菜穂子・中江有里・宇江佐真理・皆川博子・川村元気・高野秀行他
○藤沢ミステリーワールドへようこそ(宮部みゆき)
○神谷玄次郎に惚れこんで(児玉清)
○お福さまの色気(杉本章子)
○周平先生と私(佐伯泰英)
〇藤沢周平先生に教えられたこと(江夏豊)
○役者生活60年の集大成(北大路欣也)
○寅さんと藤沢周平さんの眼差し(山田洋次)
〇青春時代劇のヒーローに挑んで(溝端淳平) など
藤沢作品の魅力に様々な角度から迫ります。
文藝春秋[ブンゲイシュンジュウ]
編集
内容説明
「蝉しぐれ」「三屋清左衛門残日録」「橋ものがたり」―藤沢周平が遺した小説には、市井の人々のささやかな喜びや悲しみ、生きる上での“矜持”が描かれ、読む者の心をとらえて離さない。没後20年を機に編まれたムックに「オール讀物」掲載の記事を追加し、再構成。藤沢作品の魅力に様々な角度から迫る、永久保存版の1冊!
目次
名作を紡ぎ続けた作家の軌跡(特別対談 石井ふく子×遠藤展子―「普通が一番」だった父の素顔;知られざる修業時代(鈴木文彦)
第69回直木賞選評 ほか)
藤沢作品の魅力を徹底紹介(熱愛座談会 松岡和子×あさのあつこ×岸本葉子―語り継ぎたい「矜持」がある;エッセイ 私が愛する藤沢周平;「わたしを執筆へと導いてくれた藤沢周平作品」(あさのあつこ) ほか)
新たなる映像の世界へ(役者生活六十年の集大成(北大路欣也)
特別評論 新しい文学がここにある―『三屋清左衛門残日録』を読む(湯川豊)
寅さんと藤沢周平さんの眼差し(山田洋次) ほか)
感想・レビュー
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モトラッド@積読本消化中
剛腕伝説
きょう
Tanaka9999
yama1000