文春文庫
ハイスピード!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 373p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167901110
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

彼は血染めのベッドで死体とともに目覚めた。殺したのは自分か? 元兵士や凄腕の殺し屋が関わる陰謀を暴く全力疾走が開始される。

第1ページで襲う危機! 究極の高速サスペンス

彼は血染めのベッドで死体とともに目覚めた。殺したのは自分か? 元兵士や凄腕の殺し屋が関わる陰謀を暴く全力疾走が開始される。

内容説明

タイラーは血染めのベッドで目覚めた。隣には恋人の惨殺死体。殺しの濡れ衣を着せられ、彼は不審なカバンの受け渡しを強制された。それが決死の逃亡の始まりだった。敵は何者か。なぜ自分が狙われたのか。陰謀の全貌は?敵の攻撃をかわしながら、彼は反撃の機会をうかがう。冒頭から全力疾走、一気読み確実の豪速サスペンス。

著者等紹介

カーニック,サイモン[カーニック,サイモン] [Kernick,Simon]
1966年、イギリス、スラウ生まれ。大学卒業後、さまざまな職を経て2002年、『殺す警官』でデビュー。2006年の第5作『ノンストップ!』でスピード感あふれるサスペンスに作風を転換、イギリスで40万部を売り上げるベストセラーとなった

佐藤耕士[サトウコウジ]
1958(昭和33)年生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

30
まあまあ。確かにタイトル通りハイスピードで読めるが、速さ=面白さにあまりなっていない。強烈な謎があるわけでもないからさほど先が気にならないし、主人公がタフで行動力ある性格なので安心感が出てしまいサスペンスが弱い。ジェットコースター展開を意識しすぎて逆に技巧に溺れてしまった気がする。いくらなんでも葛藤が少なすぎ。徹底的な行動描写を積み重ねたハードボイルドな文章はなかなか格好良いのでこれで無骨な犯罪小説か暴力小説を読んでみたいと思った。なんにせよ前作のノンストップ!より数段落ちる。2014/06/08

マムみかん(*感想は風まかせ*)

22
初めて読む作家さんでしたが面白かった~~! タイトルに偽り無しの、ハイスピードで駆け抜ける2日間!! 主人公が何故こんな理不尽な状況に放り込まれたのか、敵は誰なのか、信じられるものは何なのか…? 最初から最後まで危機に次ぐ危機で、いくら元兵士とはいえ生きているのが不思議なくらい。 私もアドレナリン全開で読んでいたので、事態が終息した時には、主人公と一緒に意識が遠のきました(笑)。 でも、他の作品も読んでみたくなりますよ☆2014/06/20

JACK

16
◎ 金曜の朝にタイラーが目覚めた場所は見覚えの無いベッドの上。そして、隣には首の斬り落とされた恋人リアの死体。タイラーは殺しの濡れ衣を着せられて、中身の分からないブリーフケースをある所へ運ぶように強要されるのだった…。人物描写などは最低限でスピード感重視の展開。わずか2日間に起こる数々の理不尽な出来事は壮絶。前作「ノンストップ!」に続く本作も、息つく間もないサスペンス。ハリウッドで映画化されたら観たいですね。2014/06/05

チョッピー

13
物語、というよりもサスペンス描写の連続にあらすじを後付けしたような作品でした。多分1週間後にはほとんど忘れている、といった作品ですが、たまにはこういう読書もありかな、という気持ちです。2019/03/18

barabara

12
目まぐるしくいつの間にかハイスピードな争いごとに巻きこまれる、いつものカーニック。段々出てくる人を把握しきれなくなり、人種間の深い闇に至っては全く知識も興味もないので…あまりのれなかった。エンターテイメントに徹してほしい、もっと俗っぽいの期待。2014/07/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8035385
  • ご注意事項