出版社内容情報
幕末、長州藩は倒幕へ暴走した。その原点に立つ吉田松陰と、師の思想を行動化した高杉晋作を中心に変革期の人物郡を描く長篇小説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆりゆか
8
読み終わってしまった……と、なんだかさびしい気持ち。高杉晋作がかっこよすぎる!!平和的、家庭的な日々を「恥じる」ところが、なんとも彼の激烈な性格を表している気がする。天に愛される、とはこういう人なんだなー2016/01/17
なる
3
高杉晋作ってこんなに面白い人物だったんだ。たまに入る会話文がたまらなかった。晋作と一緒にいる俊輔時代の博文がなんだか可愛らしくて、伊藤博文=初代内閣総理大臣と、暗殺された、ぐらいの知識しかなかった私にはかなりのギャップだった。教科書でしか知らなかった人物たちが、ちゃんとその時代に存在して、生きていたという当たり前のことが、すごいことなんだと改めて感じた。死んでいった人と、生き残った人。司馬遼太郎の言う三段階の法則にはなるほどなと思わされた。歴史って面白い…2012/01/31
リュウキ
2
★★★★☆2017/01/02
勝みやこ@佐幕派。
2
高杉晋作の最期まで。高杉晋作、天才的な魅力を持ち、パワフルで人を惹きつける、損な人です。まるで雷の如し衝撃。必ず惹きつけられるオーラ。素敵でした。お気に入りの一作です。2013/08/23
conan
1
何気に選んだ本だった。高杉晋作のことが,まったく分かっていなかった。すごい。感動した。この本に出会えてよかった。2019/07/12