文春文庫
女優で観るか、監督を追うか―本音を申せば〈11〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167910044
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

大瀧詠一に続き健さんや菅原文太も見送った二〇一四年。一方でハリウッドの傑作や若手女優の作品も堪能。週刊文春好評連載第十七弾。

内容説明

元日の朝、大瀧詠一の訃報を聞くことになった2014年。喪失感を抱えながらも、名作映画や新作を鑑賞し、アイドル女優の活躍に心を躍らせる。一方で、戦災の記憶をもつ著者は、日本の現状に強い危機感を表明する。過ぎし日々と、現在とを交錯させながら、時代の姿を浮かび上がらせる、週刊文春連載の名コラム。第17弾。

目次

美女と怪人
新年早々…
新宿エリアの映画館
犯罪と生と死
世にも楽しい「もらとりあむタマ子」
“ベストテン”というもの
「大平原」への長い道
春遠からじ
津波てんでんこ
代々の「宮本武蔵」をめぐって〔ほか〕

著者等紹介

小林信彦[コバヤシノブヒコ]
昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文科卒業。翻訳雑誌編集長から作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞受賞。平成18(2006)年、「うらなり」で第54回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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